ジェットヘルメットは大きく分けると2種類ある。
開閉式のロングシールドやエアロパーツを備えた「スポーツジェット」と
シールドを持たず昔ながらのフォルムを踏襲した「クラシックジェット」だ。

今回紹介するのはクラシックジェット。
ただ、クラシックジェットはホームセンターで購入できる安価モデルからプレミア価格が付いたヴィンテージモデルまで、「ピン」と「キリ」の振れ幅が極端に大きいためヘルメット選びが難しい。

この記事では、リーズナブルかつ安全性の高いクラシックジェット5モデルの特長について解説していくぞ。

BELL 『500-TXJ』

単色:2万6,800円/グラフィック:3万800円

1950~60年代にアメリカのベルヘルメット社が開発したレーシングジェットヘルメット「500/500-TX」。このモデルは、ヴィンテージヘルメットの最高峰といわれており、今なお熱狂的な人気を誇る。その500/500-TXを現代の規格に合わせて復刻させたのが500-TXJだ。取り扱いは日本のアクティブ。日本人の頭部形状に合うよう設計されている。

おすすめポイント
・SG規格に合格するラインまでサイズを小さくし、目深にかぶれるよう設計
・アジアンフォームと呼ばれる日本人に合わせた内装を採用

DAYTONA
FLAT BLACK
TRICOLOR

godblinc(ゴッドブリンク) 『FlyboyJet2 CARBON HYBRID』

単色:2万5,080円/グラフィック2万7,800円

重量1,000gを越えるクラシックジェットが大半の中、わずか850gというクラス最高レベルの軽さを誇る。帽体にカーボンハイブリッド素材を採用し、ホワイトやグレーはカーボンの上にペイントをほどこすという大胆ぶり。もちろんカーボンの繊維をしっかりと残したマットブラックもラインナップしている。