株式会社オープンハウスグループのグループ会社、株式会社モンドリアンは人気TPS(サードパーソン・シューティング・ゲーム)「Fortnite」内で公開中のメタバース美術館「COCO WARP」内にて、8月1日から新企画展としてオペラ上演を開始しています。

「COCO WARP」は美術館の鑑賞体験を追求したマップだといい、今回の企画展では臨場感のある本物のオペラ歌手の音声を使った体験型コンテンツを無料で楽しむことができるそうです。

高性能マイクで収録した教会上演の音源を使用

「Fortnite」は、eスポーツの競技種目になるほどの人気タイトル。戦闘中に建物をクラフトできることで知られていますが、同時にゲーム要素のないエンタメに特化したコンテンツを制作・公開してきたといいます。

こうした取り組みの一環で公開された「COCO WARP」は、同ゲーム上にあるバーチャル美術館。今回の取り組みでは、リヒャルト・ワーグナー作曲のオペラ「神々の黄昏」から「ブリュンヒルデの自己犠牲」を抜粋し、鑑賞できるそうです。

オペラを歌うのはプロオペラ歌手の武井涼子さん、ピアノ演奏は田中健さんです。

高性能マイクを使用して、実際に教会の舞台で上演したオペラを収録。これにより、美しく迫力のある歌声が「Fortnite」内で楽しめるコンテンツが完成したといいます。

誰でも無料で鑑賞可能

2023年10月に「Fortnite」での公開を開始した「COCO WARP」は、同ゲーム本来の戦闘や建築といった要素は設けられておらず、ゲームの腕前は一切関係なくコンテンツの鑑賞を楽しむことが可能とのこと。

今回の企画展では、なじみづらいオペラを「Fortnite」で上演することで、ユーザーが気軽にオペラに触れ、興味を持つきっかけを創出する狙いがあるそうです。

冒頭に書いたように、「COCO WARP」の入場料は無料。マップコードとマップURLは以下の通りです。