レッドブル・ジャパン株式会社は、革新的なアイデアの実現と次世代のイノベーター育成を目指すプログラム「Red Bull Basement」の参加者を10月15日(火)まで募集しています。

どんなプロジェクト?

2018年から行われているRed Bull Basementは、次世代のイノベーターがAI技術を活用して革新的なアイデアを見つけ、ローンチすることをサポートするプロジェクトです。

2021年には、44か国から4,483件以上の応募があったとのことです。選ばれた学生のアイデアは企業サポートの下で実現化が進んでいるといいます。

すでに実現した取り組みには、イギリスのラフバラー大学「Starry Light Tiles」チームが発案した「足を置くとLEDが点灯する歩行者道路用タイル」があります。

これは、タイルの上を歩くたびに電力が発生・貯蔵されるというものです。足元から光を照らす仕組みが光害対策になったほか、街灯の費用軽減が見込める点も評価されたそうです。

AIによる応募サポートも

応募受付中の「Red Bull Basement 2024」は、マイクロソフトおよび、米国の大手半導体製造会社「AMD」と提携しているとのことです。

Red Bull Basementの応募サイトでは、マイクロソフトのAzure AIと、AMDのデータセンターCPUが活用されており、AIチャットボットを通じて、アイデアへのフィードバックやアイデアの深掘りを応募時からサポートしてくれるといいます。

まだアイデアが固まっていなくても、AIが用意した質問に答えることで、ビジネスプランが作成できるとのこと。

優勝者には、AMDの新しい「Ryzen AI」プロセッサーを搭載した最新のAI対応ノートパソコンが贈呈されるそうです。

プログラム概要

応募資格:18歳以上で、12月2日(月)~12月5日(木)に東京で開催されるワールド・ファイナルに参加できる人。