今年も猛暑日が続いていて暑いですよね。そこで気になるのが、ソニーの最新ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 5」です。これは首元を長時間冷やす装置ですが、Amazonの実勢価格は2万6,000円前後です。果たして本当に価格に見合った冷却効果があるのでしょう? そこで今回は、筆者が実際に購入してレポートします。
そもそもソニー「REON POCKET 5」ってどんなデバイスなの?
「REON POCKET 5」はソニーから発売されている、体に装着できるウェアラブルサーモデバイス。ペルチェ素子を利用しており「冷却」と「温熱」の両方に対応できますので、実は夏だけでなく冬でも利用できるんですね。
価格は、ソニー公式サイトで「REON POCKET 5本体+ネックバンド」は1万7,600円、湿温度センサーの「REON POCKET TAG」が同梱された「RNPK-5T」セットが1万9,800円となっており、Amazonの実勢価格はRNPK-5Tセットが2万6,000円前後となっています(24年7月20日現在)。
■REON POCKET 5のスペック
<REON POCKET 5>
Bluetooth:Ver5.0 Low Energy
サイズ:約55×23×117mm
質量:約116g(本体のみ)
バッテリー:内蔵型リチウムイオン
温度設定:COOL5.5段階/WARM4段階
充電時間:約170分(満充電)、約100分(90%まで充電)
連続使用時間:COOLレベル1(約17時間)/COOLレベル2(約12時間)/COOLレベル3(約10時間)/COOLレベル4(約7.5時間)/COOLレベル5(約4時間)/WARMレベル1(約8時間)/WARMレベル2(約6時間)/WARMレベル3(約5時間)/WARMレベル4(約4時間)
充電端子:USB Type-C
価格:1万7,600円(単体価格)
<REON POCKET TAG>
Bluetooth:Ver5.0 Low Energy
サイズ:約30×12×65mm
質量:約12g
搭載センサー:温湿度センサー/照度・接近センサー/加速度センサー
使用温度範囲:5度〜40度
電池:リチウムコイン電池(CR2032)
電池持続時間:約1年
価格:3,850円(単体価格)
REON POCKET 5はスマホアプリ「RENO POCKET」とBluetoothでペアリングすることで、スイッチのオン&オフや温度設定、バッテリーの状態などを確認できます。
また、付属の湿温度センサー「REON POCKET TAG」もアプリと連携することで、周囲の気温や湿度を計測し、それを元にREON POCKET 5の温度を自動的に調整してくれる優れモノです。