今年も猛暑日が続いていて暑いですよね。そこで気になるのが、ソニーの最新ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 5」です。これは首元を長時間冷やす装置ですが、Amazonの実勢価格は2万6,000円前後です。果たして本当に価格に見合った冷却効果があるのでしょう? そこで今回は、筆者が実際に購入してレポートします。

そもそもソニー「REON POCKET 5」ってどんなデバイスなの?

「REON POCKET 5」はソニーから発売されている、体に装着できるウェアラブルサーモデバイス。ペルチェ素子を利用しており「冷却」と「温熱」の両方に対応できますので、実は夏だけでなく冬でも利用できるんですね。

価格は、ソニー公式サイトで「REON POCKET 5本体+ネックバンド」は1万7,600円、湿温度センサーの「REON POCKET TAG」が同梱された「RNPK-5T」セットが1万9,800円となっており、Amazonの実勢価格はRNPK-5Tセットが2万6,000円前後となっています(24年7月20日現在)。

ソニーの新型冷却デバイス「REON POCKET 5」を実際に試してみた! 確かに冷たいけど……
(画像=こちらが今回筆者が購入した「REON POCKET 5」本体と「REON POCKET TAG」が同梱された「RNPK-5T」のセットです。Amazonでの購入価格は2万6,800円でした(24年7月20日現在)(筆者撮影) 、『オトナライフ』より 引用)
ソニーの新型冷却デバイス「REON POCKET 5」を実際に試してみた! 確かに冷たいけど……
(画像=「REON POCKET 5」本体のネックバンドを首に引っかけて、本体のスチールパネルが首の背中側になるように装着します。なお、本体上部に付いているエアフローパーツの形状が前モデルとはやや異なっています(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)
ソニーの新型冷却デバイス「REON POCKET 5」を実際に試してみた! 確かに冷たいけど……
(画像=「冷却・温熱」となるステンレススチールのパネル面を首元にくっつけます。このスチールの裏側には、電圧をかけると冷めたくなったり熱くなるペルチェ素子が内蔵されています(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)
ソニーの新型冷却デバイス「REON POCKET 5」を実際に試してみた! 確かに冷たいけど……
(画像=「RNPK-5Tセット」には、REON POCKET 5本体とREON POCKET TAG、充電用USB Type-Cケーブル、エアーフローパーツ(ロング)、REON POCKETシリコンコーディングシート、取扱説明書、保証書等が入っています(筆者撮影) ,『オトナライフ』より 引用)
ソニーの新型冷却デバイス「REON POCKET 5」を実際に試してみた! 確かに冷たいけど……
(画像=同梱されている充電用USB Type-Cケーブルは、本体とデザインが統一されています。バンドとケーブルが干渉しないようにコネクタが90度曲がっているのがいい感じですね(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)

■REON POCKET 5のスペック
<REON POCKET 5>
Bluetooth:Ver5.0 Low Energy
サイズ:約55×23×117mm
質量:約116g(本体のみ)
バッテリー:内蔵型リチウムイオン
温度設定:COOL5.5段階/WARM4段階
充電時間:約170分(満充電)、約100分(90%まで充電)
連続使用時間:COOLレベル1(約17時間)/COOLレベル2(約12時間)/COOLレベル3(約10時間)/COOLレベル4(約7.5時間)/COOLレベル5(約4時間)/WARMレベル1(約8時間)/WARMレベル2(約6時間)/WARMレベル3(約5時間)/WARMレベル4(約4時間)
充電端子:USB Type-C
価格:1万7,600円(単体価格)

<REON POCKET TAG>
Bluetooth:Ver5.0 Low Energy
サイズ:約30×12×65mm
質量:約12g
搭載センサー:温湿度センサー/照度・接近センサー/加速度センサー
使用温度範囲:5度〜40度
電池:リチウムコイン電池(CR2032)
電池持続時間:約1年
価格:3,850円(単体価格)

REON POCKET 5はスマホアプリ「RENO POCKET」とBluetoothでペアリングすることで、スイッチのオン&オフや温度設定、バッテリーの状態などを確認できます。

また、付属の湿温度センサー「REON POCKET TAG」もアプリと連携することで、周囲の気温や湿度を計測し、それを元にREON POCKET 5の温度を自動的に調整してくれる優れモノです。

ソニーの新型冷却デバイス「REON POCKET 5」を実際に試してみた! 確かに冷たいけど……
(画像=リモコンのような形をした「REON POCKET TAG」は湿温度センサーで、胸ポットなどに入れておきます。また、冷却と温熱を自動で切り替える「SMART WARM MODE」を使用する場合は、このREON POCKET TAGが必須になります(筆者撮影),『オトナライフ』より 引用)