光を受けて抜群の色艶を放つ愛車を眺めるだけで、心が湧き立つ。洗車を含めたカーディテイリングは、クルマ好きにとって永遠のテーマだ。カーケアの愉しさを、愛車の魅力をより引き立てるブランドが上陸した。

カーディテイリングの最高峰ブランドが上陸

単なる掃除(クリーニング)という範疇を超えてカーディテイリングという言葉が一般化するほど、洗車を筆頭とするカーケアには多くのクルマ好きがのめり込む。プロに依頼するのはもちろん正解だ。でも、休日にみずからの手で愛車を洗う。それ自体が趣味となるかけがえのない時間である。

ドイツのプロ向けカーケアでクルマ好きのこころに色艶を「コッホケミー・エクセレンスフォーエキスパート」
化学元素の周期表に基づいて製品群が整理される。その数10色10製品グループ。それぞれに製品名がつけられ、シャンプー・クリーナー系ならph濃度、コーティング・ワックス・コンパウンドなら「光沢や研磨力」などが数値化されている。(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

その時間をさらに楽しくしてくれそうなブランドが、いま日本で注目を集めている。主にプロフェッショナル向けの自動車用ケミカル製品をインハウス体制で製造し、世界70カ国以上に供給するドイツ発のコッホケミーである。その実力は大手カーディーラーやプロショップはもとより、大手自動車メーカーにも認められている。

ドイツのプロ向けカーケアでクルマ好きのこころに色艶を「コッホケミー・エクセレンスフォーエキスパート」
一部の製品を除き1.0Lボトルで販売される。本稿で取り上げたGsfを例に挙げると、20ml程度の原液を水1.0Lで希釈して使う。より濃度を高めて泡に弾力を持たせるなど、好みによって調節できる。(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

コッホケミーの製品は膨大な数にのぼるが、上の表にあるように化学元素の周期表に基づいて厳密に区分される。その数はざっと10色10製品グループだ。それぞれが独自のカラーコードで特徴を視覚的に表わし、シャンプーやクリーナーなど用途ごとに分けられている。同じグループ内でも製品ごとに味付けは違う。プロツールである以上、用途に応じてその性格を厳密に突き詰めていったがゆえのラインナップの豊富さだと思う。

ドイツのプロ向けカーケアでクルマ好きのこころに色艶を「コッホケミー・エクセレンスフォーエキスパート」
原材料の最先端技術を駆使した研究開発に始まり、その製造、販売まですべてをインハウスでこなす化学品メーカーである。顧客向けトレーニングや専門家向けカンフェレンスなども定期的に実施する。(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

とはいえph濃度と製品名の略称だけを見て判断するのは難しい。そこで今回、一般ユーザーが手を出しやすいと思われる4アイテムを取り上げる。どれも市場の評価が高く、約半年前から始まった日本での販売も好評だという。

ドイツのプロ向けカーケアでクルマ好きのこころに色艶を「コッホケミー・エクセレンスフォーエキスパート」
水垢や黄砂、ダストなどを落とす効果が強い酸性シャンプーのうち日本市場に最適化した処方へと改良した製品が今秋に発売される。本社R&Dと日本のインポーターとが二人三脚となって開発した。(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

まずはカーディテイリングの基本中の基本であるカーシャンプーだ。取り上げるのはジェントルスノーフォーム(Gsf)というもの。黄色い製品グループに属する中性シャンプーの一種である。水で希釈して泡立てたうえで、スポンジやクロスを使ってボディを洗うという方法は一般のカーシャンプーとなんら変わらない。チェリーのようないい香りに癒されつつ確かな洗浄力を発揮する。中性洗剤なのでボディコーティングに悪さもしない。希釈具合によって泡の弾力性も変わるという。さらに虫や油汚れなどに効果を発揮するのがグリーンスター(Gs)だ。一般的な水洗い洗車であれば、この2本を併用すれば綺麗なクルマへと見違える。

ドイツのプロ向けカーケアでクルマ好きのこころに色艶を「コッホケミー・エクセレンスフォーエキスパート」
ウンナ本社から世界70カ国以上にKCX製品を供給する。メルセデス・ベンツやBMW、VWなどドイツの大手自動車メーカーがその製品力を認め、正規販売店での取り扱いを含めて使用を推奨する。(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

さらにクイックディテイラーとも呼ばれるケミカルにも注目したい。溶剤を噴霧して拭きとることで、水垢を落としながらツヤを出す効果があるFse(フィニッシュスプレーエクステリア)や、樹脂やゴム部分を新車時のような質感によみがえらせる艶出し剤のPss(プラストスターシリコンフリー)など。どれも手軽に試すことができて効果絶大だ。今秋にはドイツ本社のR&D部門との共同研究により、日本の環境や洗車習慣に合わせて改良された酸性タイプのシャンプーを発売予定だという。

ドイツのプロ向けカーケアでクルマ好きのこころに色艶を「コッホケミー・エクセレンスフォーエキスパート」
ドイツ・ウンナにR&Dや物流センターなどのコンピテンスセンターを併設したコッホケミー本社がある。’20年にオフィスや倉庫を拡張するなど成長著しい。KCXのCIで統一された外観が特徴的だ。(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

もちろん、今回取り上げた製品以外にもコッホケミーの回答はいくつもある。同ブランドが日本に浸透するにつれ、日本を走るあらゆる“愛車”たちは、より瑞々しく光り輝くことになりそうである。

問い合わせ先=AVAN化成株式会社 Koch-Chemie事業部 TEL︎045-411-7892 http://www.avankasei.co.jp/koch-chemie

文・中三川大地/提供元・CARSMEET WEB

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