日常生活で使わなくなったものやもう必要のないものが、メルカリなどのフリマアプリで意外な金額で売れることがあります。
株式会社メルカリが発表した「2023年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”」によると、一世帯が所有している不要品（かくれ資産）を金額換算すると約110.6万円になるそう。つまり、多くの家庭に「実は高値で売れるかもしれない意外なもの」があるかもしれません
そこで今回は、メルカリで売れやすい定番人気アイテム11選をご紹介。手持ちの不要品などを上手く売って、お小遣い稼ぎの参考にしてみてください。
メルカリで売れやすい定番人気商品11選【売値の目安付き】
ではさっそく、メルカリで売れやすい定番の人気商品と売値の目安を参考写真とともに紹介します。該当する商品が家の中にあり、なおかつ使う見込みがない場合は出品してみるのも一案ですよ。
【1】腕時計、アクセサリー
使わなくなった腕時計やアクセサリーは、メルカリで高値で取引されることが多くあります。ブランド物や状態が良いものは特に人気です。腕時計そのものだけでなく、Apple Watchなどのベルトやカバーなどのアクセサリー類のみ販売もされています。
売値の目安は、G-SHOCKなど定番のカジュアル時計で1,500円程度～、スマートウォッチカバーなどアクセサリー類は500円～です。ロレックスなどの高級時計はモデルによっては何十万～何百万円で取引されたケースもあり、ブランド品は品番などを明記すると高値で売れます。
【2】古いスマホ
格安SIMを使用する人も多く、新しめなモデルだけでなく旧モデルのスマホも需要があります。Androidを搭載した格安スマホでも古いモデルで5,000～1万円、状態が良い定番モデルで2万前後での取引が多くみられます。もちろんGalaxyなど人気モデルで、ハイスペックな端末ならより高値が付きます。iPhoneは一世代前のiPhone 14の傷ありで5万円～、未使用に近いもので8万円前後で取引されています。
【3】キャラクターグッズ
例えば、ディズニーやサンリオなど多くの人に愛されるコンテンツのキャラクターグッズは人気があります。また、限定品やシリーズ物のキャラクターグッズはコレクターから需要があり、高値で売れることがあります。
小物アイテムや過去の付録などで300円～、激レアアイテムで5万円ほどで売れたケースもあります。同様に『鬼滅の刃』など人気漫画のアイテムも高い値段で取引される傾向にあります。
【4】家電
不要になった家電製品も売れ筋です。中古の家電は、動作にさえ問題がなければすぐに売れることが多いです。特にテレビや液晶モニターは、最低限使えればよいと考える人に人気があります。
なお、テレビは「ブラウン管テレビ」も根強い人気があります。その理由は昭和の架電ならではのデザインの可愛さや、ブラウン管ならではのレトロな映像の質感。ジャンク品に近い状態でも数千円～、状態が良ければ1万円弱、モデルによってはさらに高い値段が付くことがあります。家の押し入れに眠っているブラウン管テレビがないか、探してみるのもおすすめです。
【5】ゲーム機
ゲーム機もメルカリで売れやすい商品です。PS5は4万円台～7万円、PS4は15,000円前後で出品が多くみられます。またレトロゲームの人気が再燃しており、旧式やジャンクのゲーム機も需要があり、プレミア価格へと高騰しているハードもあります。
特筆すべきは「初代ゲームボーイ」。初代ゲームボーイは、他のゲームボーイと比べて大きめのデザインが特徴。ジャンク品に近い状態でも数千円、状態が良ければ本体のみでも1万円弱、付属品やソフトをつければさらに高値が付いています。
【6】ヘッドホンやオーディオ機器
使わなくなったヘッドホンやオーディオ機器はとても需要があります。ソニーやオーディオテクニカなどのブランド物は高値で売れることがあり、中古でも気にしないという人が多くみられます。ヘッドホンやイヤホンのような身に着けるものは、汚れや使用感が目立つものは300円～3,000円、美品は1万円以上で取引されています。AirPodsの第2世代で2～3万円台が目安です。商品の状態に合った価格設定をすると売れやすくなります。
【7】楽器や楽器に関連するアイテム
使わなくなった楽器や周辺機器もメルカリでの定番人気商品で、特にブランド楽器は高値で取引されることが多い傾向です。たとえば電子ピアノの場合一般的なもので1万円以下、ヤマハなどのブランドもので1万円～5万円程度が目安です。スタンドなどの小物の取引も多くみられます。なお楽器は壊れやすいので、発送時の梱包には注意が必要です。
【8】カードやシールなどのグッズ
コレクター向けのカードやシールも人気です。近年はやや相場が落ち着いた感もありますが、特にトレーディングカード投資は根強い人気があります。元値が1枚数十円で購入できるカードでも、希少価値があるものであれば数万円で取引されるケースも。
さらにお菓子のおまけシールなども、思いがけず高値で取引されることがあります。売値の目安は300円～、レアカードで700円～の取引が多くみられます。なお、レアカードでなくてもまとめ売りで1～2千円台で売れるケースもあります。また90年代後半～00年代前半の初期の遊戯王OCGやポケモンカードの場合、ばら売りでも1枚数百円以上の出品も目立ちます。
押し入れに「昔遊んでた遊戯王カードが眠ってないか」、見てみるのもいいかもしれませんね。
【9】家電製品などのリモコン
意外ですが、使わなくなったリモコンも売れるアイテムです。特に汎用リモコンやメーカーの純正リモコンは需要があります。その理由は「家電のリモコンをなくして困っている人が多い」こと。よってリモコン単体でもすぐに売れることがあります。特に人気なのは「エアコンのリモコン」。売値の目安は500円～2,000円程度です。
【10】音楽CDやゲームソフト
古い音楽CDやゲームソフトもメルカリでの人気アイテムです。
アルバム1枚の相場は1,000円前後ですが、まとめ売りや限定品付きの出品だと3万円以上で売れることもあります。音楽配信サービスが普及した現在でも、好きなアーティストや思い出の曲は物理的なCDを欲しがるファンがやはり多いようです。
なおゲームソフトはDSなどの古いものが300円～。ゲームボーイやメガドライブ、ファミコンなどレトロゲームの状態が良いソフトではより高値が付くケースもあります。レトロゲーム人気が高いためです。またスイッチのソフトは3千円前後での取引が多くみられました。
【11】大学入試や資格の参考書・赤本など
あまり知られていませんが、不要になった参考書や赤本もメルカリで売れるアイテムの一つです。特に状態が良く、新しい年度のものは次の受験生にとって価値があり、たとえ書き込みがあったとしても売れやすい傾向があります。
入試や資格試験の参考書も多く取引されています。教科や資格の種類によって異なりますが、参考書の相場は1,000円～2,000円程度です。赤本も同様の価格帯ですが、セットで出品されることが多く見受けられます。
過去の赤本は入手も難しく、一流や有名な大学の赤本は書き込みがあっても定価以上の高値で取引されることがあるようです。
※サムネイル画像（Image:valiantsin suprunovich / Shutterstock.com）※画像は一部編集部で加工しています
文・オトナライフ編集部／提供元・オトナライフ
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