株式会社博報堂DYホールディングスは、社内ベンチャープログラムで選出されたチームに対し投資機能を担う新会社「Ventures of Creativity株式会社」を設立しました。
「社内ベンチャー」とは
社内ベンチャーとは「社内起業」とも呼ばれ、企業内の既存事業以外の新たなビジネスモデルを創出するための組織のことです。
既存事業からは独立して活動する組織ではありますが、母体となる企業の資金やノウハウなどを活用できるというメリットがあります。
新規事業参入へのステップとして、社内ベンチャー制度を取り入れる国内企業のなかには実際に社内ベンチャーが成功した例も多くあるといいます。
博報堂グループの社内ベンチャーに関係する新会社が設立!
博報堂DYグループでは、日本を含めたグローバルネットワークに所属する全社員を対象とした社内ベンチャープログラム「Ventures of Creativity」を2023年度から開始しています。
「Ventures of Creativity」は、マーケティング領域のイノベーティブな事業案に関するビジネスコンテストを行い、選出されたチームに対してスタートアップ投資とアクセラレーションを行うプログラム。
このたび創設したVentures of Creativity株式会社は、このプログラムにおいて投資機能をになう特別目的会社として投資を行うといいます。
今後は、博報堂DYグループのグローバルパーパス「生活者、企業、社会。それぞれの内なる想いを解き放ち、時代をひらく力にする。Aspirations Unleashed」の取り組みの一環として、次世代の核となる新事業の創出を目指していくそうです。
新会社概要
・社名:Ventures of Creativity株式会社
・設立:2024年8月1日(木)
・代表取締役:武田 博男
・事業内容:博報堂DYグループ横断のグローバル社内ベンチャープログラム「Ventures of Creativity」推進、投資活動など