株式会社ナビタイムジャパンのスマホアプリ「カーナビタイム」に、渋滞を先読みするという機能「オフピーク検索グラフ」が8月7日から実装されました。
これは、予定出発時刻をずらした場合の所要時間も検索・確認できる機能。お盆休みにつきものの渋滞を回避する可能性を高め、最も効率的なルートを算出することがその目的です。
渋滞のピークを回避できる時間帯を探す
お盆休みの高速道路では、ピーク時には数十kmにも及ぶ渋滞が発生してしまいます。
少しでも渋滞を避けようと、混みあわない時間帯を選んで移動の予定を立てる際に、「明日は午前10時に出発だけど、それより1時間早くしたら渋滞に巻き込まれずに済むのでは?」と考えたことがある、という人は少なくないでしょう。
カーナビタイムに実装されたオフピーク検索グラフでは、ユーザーが指定した出発時刻の前後6時間の所要時間グラフを表示。画面をスワイプすることにより、出発時刻が横へスライド。それに応じた所要時間を一目で確認できます。
また「推奨ルート」「一般道優先ルート」「高速道路優先ルート」「超渋滞回避ルート」の各ルートの30分ずつ出発時刻をずらした場合の予測所要時間を算出する仕組みです。
有料道路の料金も表示
道路がすいている時間帯予測が確認できると同時に、有料道路を利用した場合の料金を表示。深夜割引を適用した場合の料金なども混雑予測とあわせて検討材料にすることができる仕組みだといいます。
さらに、アラームを設定することで、ユーザーのスマホにプッシュ通知で出発を知らせてくれるそうです。
<参照>
お盆期間の渋滞を先読み。『カーナビタイム』、にて「オフピーク検索グラフ」を提供開始