まだ生きているシラスもいて、海に戻すと元気に群れに戻っていく。どうやら魚はいるがシラスを食うのに忙しいようだ。
このあと、何度かジグに触るがヒットしない。何とかしたいと、さらにジグの動きにキレを入れるとようやくヒット。今度は重量感がある。力強いファイトを楽しみ、船長がタモ入れしたのは4kgワラサ。続けて藤枝さんも同サイズを2尾ゲット。
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シラスにマッチベイトできず
型が見られたので船は再び岩場のある浅場へ。朝のポイントとは違う場所だが、船べりの探見丸のボトムラインはギザギザしている。ゆっくり高い岩礁に流していくと、藤枝さんに強烈なアタリ。「これは期待できるか?」と思ったがスピード感はなく、3尾目となるワラサを取り込む。
気がつくと船は青物のナブラで囲まれていた。プラグやジグを投げ込むが、マイクロベイトに対応できないまま、やがて沖上がりの時間となり帰港した。
ヒラマサは今後、好機を逃さなければゲットできそう。もう少し風と波があれば確率も高くなるだろう。ワラサに的を絞れば十分に楽しめる釣りになること間違いない。
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<週刊つりニュース関東版 上谷泰久/TSURINEWS編>