これには、寧越(ヨンウォル)郡や太白市などの地元自治体と協力して、東江(トンガン)地域を中心とした「世界初のUAM実証・専門都市」を作ることも含まれる。また、東港ツアーコースのようなUAM商業実証ルートの確立も目指している。

世界規模での商用化を計画中

今後V-Spaceは今回の納入に続き、水素/電気式UAMのさらなる開発と量産、江原道のインフラを活用した飛行施設と保守・修理・オーバーホール(MRO)施設の設置、そして世界規模での商用化を計画している。

寧越のUAMインフラとエアタクシー実証基地、太白山と東港のユニークな資源を活用して、商用に向けた初段階の無人・有人UAM実証実験を行うため、現在は地方自治体との詳細な協力を進行中だ。

(文・Haruka Isobe)