「やはり写真撮ってくれないんですね」
ライフ
2024/08/22
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【ノルマは50cm超 in 亀山湖 #2】
『TSURINEWS』より
そりゃあそうでしょ。ノルマは50cm超というタイトルなのだから、この程度ではカメラの電源も入れられないよ。
普通の取材なら35cmでも本命が釣れるのは喜ばしい。しかし大型釣りにおいてこのサイズが食ってくるのは、正直あまり喜べない。さらに単発ならまだしも、これがもし続くようなら釣り方が合ってないかポイント選定ミスの可能性もある。
吉田康雄
「まあでもこんなに早くウキが動くとはちょっと驚きです」
コイマブ地獄
吉田にはかすかな期待感があったのだろう。たとえ小さくとも本命がきたのだから。ところが以降はその期待を打ち砕くようにマブナとコイのラッシュとなってしまう。
コイと格闘中(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
コイならまだしも、マブナが釣れ続くのは非常によろしくない。記者の経験上、マブナ地獄のあとに本命へと変わったことはない。
それは吉田もわかってるので、一向に静かにならないウキの動きに、深すぎるのかもと竿を8尺に変更してみる。すると替えてから数投でまたも小ベラをゲット。しかしエサが効きだすと、再びマブナとコイの入れ掛かりになる。
タナを探る(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
それでもめげない吉田は、ならばその逆に深いのかと13.5尺を継ぎ沖めの浅ダナ狙いをやってみたが、それだとワタカラッシュ。そこでワタカがこなくなるタナまでウキ下を深くすると、やはり竿は曲がるもコイとマブナ。
事前情報ではコイマブの話ではまったく出てこなかったので、ここ数日でヘラが抜けてしまったのだろうか?
次回も「ノルマは50cm超in亀山湖」です。
<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>
この記事は『週刊へらニュース版』2024年8月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。