1970年代、マルコム・ブレナーという学生が、バンドウイルカとの衝撃的な関係を持った。なんと彼はイルカに「誘惑された」と主張している。
マルコム・ブレナーは、自身を「動物性愛者」と称する人物だ。彼は、ドリーという名のイルカと不適切な関係を持ったという衝撃的な主張をしている。現在は高齢者となったマルコムだが、1970年代、まだ学生だった頃にこの異例の「関係」が始まったという。
彼は自身の経験を基に「ウェット・ゴッデス」という小説を執筆した。この作品は、テーマパークで働く若者がルビーという名のイルカと性的関係を持つ物語だ。マルコムは、この本が自伝的作品であることを公然と認めている。
「私はイルカたちのためにこの本を書いた。私たちは彼らを捕獲して飼育することで虐待しているのだ」とマルコムは述べている。
マルコムが20代前半だった頃、フロリダ州サラソタにある当時のテーマパークでイルカの撮影許可を得た。そこで彼はイルカと一緒に泳ぐことを許可され、ドリーとの絆を深めていったという。
「ドリーが最初に意図を示してきた」とマルコムは主張する。彼によれば、ドリーは彼が体をこすりつけられるような体勢を取ったという。「最初は興味がなかった。でも、もしこれが人間の女性だったら、こんな理屈や言い訳を考えただろうか」と彼は振り返る。
マルコムは、ドリーが「どんどん積極的になっていった」と語る。「それは非常にエロティックだった。まるで虎や熊と一緒にいるようだ。その気になれば私を2秒で殺せる動物なのだから」と彼は明かした。
9か月後、テーマパークが閉鎖され、ドリーは移送された。これによりマルコムは深く落ち込んだという。「“関係”と呼んだのは、まさにそういうものだったからだ。彼女が死んだとき、私は深い悲しみと絶望感に襲われ、5年間ほど憂鬱に陥った」と彼は告白している。
マルコムは、別れがドリーにも壊滅的な影響を与えたと主張する。ドリーは移送後すぐに死亡し、マルコムは彼女が「自発的に呼吸を止めた」と信じている。
果たして、マルコムとドリーの関係は“本物”だったのだろうか。このエピソードは、人間と動物の関係の複雑さ、倫理的な境界線の難しさを浮き彫りにしているのかもしれない。
参考:Mirror
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提供元・TOCANA
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