夏から秋にかけて、日本に接近・上陸する台風が多くなり、甚大な大雨や洪水・暴風などの災害被害をもたらします。
また、強い日差しによって熱された地表の空気が上昇し、積乱雲が発生しやすい夏は、ゲリア豪雨も起こりやすい季節ともいわれています。
いつ起こるかわからない災害は、日ごろの安全対策やいざというときの備品・知識の備えをしておくことが重要です。
そこで本記事では、災害対策アプリやポータブル電源内蔵の非常用電源ボックスなど、災害時に役立ちそうなサービス・設備を紹介した記事4つを紹介します。
自治体をまたいだ支援で出動する移動型トイレ
いざという時に迅速な支援活動を実施できる災害派遣トイレネットワーク「みんな元気になるトイレ」とは?
大地震などの災害発生後、避難所生活で問題になるのがトイレです。断水状態でも稼働できるトイレの有無が、避難所での暮らしの質を大きく左右するといいます。
一般社団法人助けあいジャパンの災害派遣トイレネットワーク「みんな元気になるトイレ」は、災害時に自治体をまたいだ支援可能の移動型トイレを提供する取り組みです。
記事では、トイレ設備の詳細や、支援の広がりについて紹介しています。
インターネット接続不要で使用できる災害対策アプリ
Bluetoothを活用した災害対策アプリ「Blette」 回線不通でもAndroid端末でテキスト・位置情報を送受信
Bluetoothの最新技術開発を行うIT企業、オフラインジャパン株式会社が、「Bluetooth Low Energy5.0(BLE5.0)」を用いた通信サービス「Blette」の提供を開始しています。
最大の特徴は、携帯電話の通信回線や、Wi-Fiなどのインターネット接続が不要だということ。
専用アプリをダウンロードしたAndroidスマホに外付けアンテナの役割を果たす「Blette Stick」を取り付けた端末同士であれば、直径1.1キロ圏内でテキストチャットができるといいます。