早いもので2024年も8月に突入した。日本気象協会によると、2024年の7月は1898年以降で最も暑い7月だったという。そんな猛暑の中、ドナルド・トランプの暗殺未遂、株価の大暴落、イスラエルとイランの緊張、そして11月に控えるアメリカ大統領選挙と、目まぐるしく動く世の中だが、これらの出来事を予言していた人物はいるのだろうか。

 今回は過去にトカナで紹介した2024年の予言を一覧でまとめてみた。中には既に外れたものもあるが、今後起こり得るものもあるかもしれない。

ババ・ヴァンガの予言

『2024年の予言一覧』暗殺、テロ、第三次世界大戦、女性大統領…的中するものはあるのか
(画像=「Mirror」の記事より、『TOCANA』より 引用)

トカナではおなじみブルガリアの盲目の神秘予言家、『ババ・ヴァンガ』の2024年の予言は下記4つがある。
■プーチン大統領暗殺
■欧州におけるテロ事件の増加
■生物兵器による攻撃
■世界規模の深刻な経済危機
 ドナルド・トランプ前大統領の暗殺未遂は記憶に新しいが、プーチン大統領にも暗殺の魔の手が忍び寄っているのだろうか。また、世界規模の深刻な経済危機に関しては、まさに今始まっているのかもしれない。各予言の詳細が気になる方は、以下の記事を確認してほしい。
【予言】ババ・ヴァンガの2024年の深刻すぎる“4大予測”

シンプソンズ予言

『2024年の予言一覧』暗殺、テロ、第三次世界大戦、女性大統領…的中するものはあるのか
(画像=「Daily Star」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 これまでにも数々の予言を的中させてきたアメリカの人気アニメシリーズ『ザ・シンプソンズ』も様々な予言めいた描写を残している。
■2024年5月5日に核爆発の描写
■大規模停電
■第三次世界大戦
■ロボットに仕事を奪われる
■女性大統領の誕生
■火星進出
■世界の終わり
 5月5日の核戦争は外れたものの、翌5月6日にロシア国防省はウラジーミル・プーチン大統領の命令で、戦術核兵器を使用した軍事訓練の準備を開始したと発表している。
 女性大統領の誕生は、バイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明し、カマラ・ハリスが民主党の大統領候補になったことで現実味を帯びてきたのかもしれない。
 他にも第三次世界大戦など気になる予言が並んでいる。果たして、2024年の残り5ヶ月弱で実現してしまうものはあるのだろうか。

ノストラダムスの予言

『2024年の予言一覧』暗殺、テロ、第三次世界大戦、女性大統領…的中するものはあるのか
(画像=ミシェル・ド・ノストラダムス 「Wikimedia Commons」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 予言といえばもはや説明不要のノストラダムスだが、英ニュースメディア「LAD Bible」によると、2024年には壊滅的ともいえる予言を残しているという。

「乾燥した大地はさらに乾燥し、大洪水が起こるだろう」
「厄介な災いによる非常に大きな飢餓」
「赤い敵は恐怖で青ざめるだろう/大海を恐怖に陥れるだろう」

 大洪水については、先日のインド、中国、そしてパキスタンの一部を襲った大規模な洪水によって、予言が的中したともいえる。その他にも飢餓や軍事衝突を思わせるものなど、物騒な予言が並んでいる。詳細が気になる人は下記記事にて確認してほしい。

アトス・サロメの予言

『2024年の予言一覧』暗殺、テロ、第三次世界大戦、女性大統領…的中するものはあるのか
(画像=「Daily Star」の記事より,『TOCANA』より 引用)

“生けるノストラダムス”とも呼ばれるブラジルの超常現象研究家で予言者のアトス・サロメ氏は、2024年の予言について、他の予言者たちとは一風変わった予言を残している。

■AIが間もなく死者とコンタクトできるようになる

 サロメ氏は、AIは「これまでにない人類の時間の旅」を解明するための入り口を提供すると主張している。果たして、劇的な進化を遂げるAIが近い未来、死後の世界にまでも介入する日が来るのだろうか。

クレイグ・ハミルトン・パーカーの予言

『2024年の予言一覧』暗殺、テロ、第三次世界大戦、女性大統領…的中するものはあるのか
(画像=クレイグ・ハミルトン・パーカー氏 「Daily Star」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 こちらは“現代のノストラダムス”とも呼ばれるイギリスの霊能力者、クレイグ・ハミルトン・パーカー氏の予言だ。

■世界で最も富裕な場所”で壊滅的な大地震が起きる
■アメリカでの電力不足と停電
■2024年3月と6月に暗号通貨危機

 暗号通貨危機については外れていると言っていいだろう。気になるのは大地震と停電だ。パーカー氏は世界で最も富裕な場所について、米カリフォルニアなどの裕福な場所の一つとしている。仮にカリフォルニアだとすると1994年に発生したノースリッジ地震よりも大きな地震が起こるのだろうか。

 なお、パーカー氏はAIの活用による医療技術の進歩など、ポジティブな予言も残している。

アスパラガス霊能者の予言

『2024年の予言一覧』暗殺、テロ、第三次世界大戦、女性大統領…的中するものはあるのか
(画像=イメージ画像 Created with DALL·E,『TOCANA』より 引用)

 アスパラガスを使ったユニークな占いをすることで知られるジェミマ・パッキントン氏が残した2024年の15の予言は以下だ。

1.世界的な政権交代の波
2.英王室のスキャンダル
3.セレブの衰退
4.パリ五輪でのイギリスの不振
5.中東の混迷
6.過激派の失墜
7.サッカー女性審判の増加
8.教師の責任が軽減
9.アメリカ初の女性大統領
10.メンタルヘルスの重要性
11.汚職と不正の摘発
12.イギリス政治の回復
13.気候変動の常態化
14.テレビの失墜
15.インフルエンサーの凋落
 正直予言というべきなのか…、どれも予想できそうなものではあるが、アメリカ初の女性大統領に関しては、シンプソンズ予言と一致する。しかし、なんとパッキントン氏はカマラ・ハリスではなく、候補者ですらないミシェル・オバマの名前を挙げているのだ。もしかすると占いに使ったアスパラガスが傷んでいたのかもしれない。

エコノミストの予言

『2024年の予言一覧』暗殺、テロ、第三次世界大戦、女性大統領…的中するものはあるのか
(画像=「Soul:Ask」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 イギリスの老舗メディア『エコノミスト』は毎度表紙で未来の出来事や世界情勢を予言しているといわれるが、2024年版はどうだったのだろうか。オルタナティブ系メディア「Soul:Ask」では下記のように検証している。
■向かい合うゼレンスキーとプーチン
2024年内に停戦交渉が本格化するのだろうか。ゼレンスキーとプーチンの間に砂時計があることから、“タイムリミット”が迫っていることを暗に示しているのかもしれない。
■土星崇拝
世界各地の文化に見られる土星崇拝が復活するのだろうか。ちなみに、土星崇拝はしばしば悪魔崇拝とも結びつけられる。
■大統領選挙
2024年3月にはロシアで大統領選挙が行われ、プーチン大統領が再選している。11月にはアメリカで大統領選挙が行われるが結果は世界に衝撃を与えるのだろうか。
■国際為替市場
為替市場(米ドル、ユーロ、日本円、英国ポンド)が暴落したグラフが描かれている。
■AIとマイクロチップ
AI(人工知能)のさらなる発展と人間の脳へのマイクロチップ移植の導入を示唆しているという。
■バイデンと習近平
バイデンと習近平はお互いに背を向けている。対立が深まるのだろうか。
■大規模停電
太陽フレアと風力発電のアイコン、さらには地球温暖化と電気自動車を示すイラストがあり、そのどちらの下にも“バッテリー切れ”の表示がある。大停電を示唆しているのだろうか。
■鉱物資源
鉱物資源が描かれており、ニッケルやその他のレアアースをめぐる地政学的な競争激化を暗示しているという。

 2024年も残り5ヶ月弱。物騒な予言ばかりが並んでいるが、的中してしまうのか、それともただの杞憂に終わるのか。見届ける時は近づいている。

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提供元・TOCANA

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