地方への移住・半移住を希望する人を対象に、田舎暮らしの成功を支援するプログラム「INASTA(イナスタ)」が、長野県小諸市と連携し、第1期、第2期生の募集を開始しました。

8月22日(木)、25日(日)、9月3日(火)には、受講検討者向けの無料オンライン説明会が開催されます。

農ライフをサポートする「INASTA(イナスタ)」

「INASTA」は、農ライファーズ株式会社が主催する「田舎暮らしスタートアップ応援プログラム」です。

移住・半移住、農ライフ、地域起業を考えている人を対象に、オンライン講座と実地研修を通じて、約2カ月という短期間で、移住後の暮らしと商いを具体的にしていくプログラムだそうです。

地方移住にあたって「仕事」のことが気になる人は多いと思います。プログラムでは、地域のキーマンから暮らしと商いのつくり方について学び、参加者それぞれが自分らしい商いと、自然に囲まれたシンプルなライフスタイルを確立していくサポートをするそうです。

2021年から2023年には、長野県伊那市と連携した「INASTA in 伊那市」を開催。44人が受講し、その後、7人が伊那市とその近隣地域へ、5人が他地域への移住・半移住を実現したといいます。

「暮らし」をリアルに想像できるプログラム

同プログラムでは、特に「暮らし」の部分を重視しているそうです。

どんな人たちが、どんな価値観で、どんな想いを持って、その地域で暮らしをつくっているのか。参加者に「暮らし」をリアルに想像してもらうことで、移住への行動を後押ししているとのことです。

今回の連携先である長野県小諸市は、都心から電車で約1時間半とアクセス良好な場所。浅間山の南麓に広がる美しい農村風景や、城下町としての古い町並みも残っており、農業やカフェ、ベーカリーなど、さまざまな分野で活躍する移住者がいるそうです。

今の生き方や働き方を変えたい人、自然豊かな環境を暮らしの拠点にしたい人、地方・農的起業に興味がある人などの参加を募っているとのことです。