バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、フラム(イングランド1部)に所属するポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得に迫っているようだ。
昨夏にもフラムとバイエルンが移籍金6500万ユーロ(約113億3000万円)でクラブ間合意に至ったことから移籍が間近に迫っていたパリーニャ。ポルトガル代表の一員として現在開催されているユーロ2024に臨んでいる同選手はミュンヘンでのメディカルチェックもパスしていたが、移籍市場最終日に頓挫していた。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、パリーニャに関してバイエルンは移籍金5000万ユーロ(約87億1000万円)+アドオン500万ユーロ(約8億7000万円)という条件でフラムと合意に至ったという。
また、ポルトガル代表MFはバイエルンと2028年夏までの4年契約を結ぶとのこと。6月26日に行われたグループリーグ最終節のジョージア代表戦後に「僕の将来について言えば1ヶ月後にどこにいたいのか両クラブとも理解している」と移籍希望を仄めかしていた同選手は、数週間前からバイエルン移籍に向けて働きかけていたようだ。
スポルティングCP下部組織出身のパリーニャは2016年夏にトップチーム昇格を果たすと、2022年夏にフラムへ完全移籍。ボール奪取能力の高さや高水準なパス精度を武器に昨季はプレミアリーグ33試合で4ゴールを記録した。