ミラン(イタリア1部)が、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表FWニクラス・フュルクルク(31)の獲得に興味を持っているようだ。
在籍3年間で公式戦通算130試合で48ゴールを記録したフランス代表FWオリビエ・ジルーが契約満了に伴い退団したことから新たなストライカーの補強に乗り出しているミラン。ボローニャ(イタリア1部)のオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーに関心を示していたが、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)との争奪戦に敗れる形となった。
新たにアトレティコ・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得に動いているなかで、イタリア『スカイ』によれば、ミランはセルビア代表FWルカ・ヨビッチだけでは心許ないと考えている模様。ローマ(イタリア1部)のイングランド代表FWタミー・アブラハムもリストアップしているが、移籍金2500万ユーロ(約43億円)という高額な金額に負傷歴を危惧しているようだ。
そして、ミランはアブラハムの代替案としてドルトムント退団の意思があるというフュルクルクをリストアップしているという。同選手は海外クラブでのプレーに興味を持っており、フェネルバフチェ(トルコ1部)も関心を持っているようだ。
ブレーメンでプロキャリアをスタートさせたフュルクルクは、ドイツ複数クラブでのプレーを経て、昨夏にドルトムントへ加入すると、公式戦46試合で16ゴール10アシストを記録。また、今夏に開催されたユーロ2024では5試合で2ゴールを記録している。