エリー・ワヒ写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、ランス(フランス1部)に所属するU-21フランス代表FWエリー・ワヒ(21)の獲得に興味を持っているようだ。

 モンペリエ下部組織出身のワヒは2020年にトップチームデビューを果たすと、昨夏にランスへ完全移籍。身体能力の高さを生かした力強いプレーや、スピードに乗ったドリブルを武器に昨季はリーグ・アン28試合で9ゴール3アシストを記録していた。

 フランス『レキップ』によれば、ランス移籍前にも関心を示していたチェルシーが移籍の可能性について問い合わせを行なった模様。ただ、チェルシーはまだオファーを出しておらず、この状況がどれだけオープンになるのかを様子を見ているという。

 また、代理人や側近などと今夏の移籍を決断したフランス人ストライカーにはクラブ名こそ明らかになっていないものの、他のクラブも目を光らせているとのこと。現時点でそのクラブはチェルシーよりも具体的なアプローチを行っているようだ。

 なお、近年の移籍市場で大型補強を敢行しているチェルシーは今夏もすでにイングランド人MFキアナン・デューズバリー・ホールなどを獲得。だが、ストライカーの獲得に乗り出していたが、昨季ブレイクしたアラベス(スペイン1部)からアトレティコ・マドリード(同1部)に復帰したU-23スペイン代表FWサム・オモロディオンやアストン・ビラ(イングランド1部)でプレーするコロンビア代表FWジョン・デュランの獲得オペレーションは難航している。