ライトタックルで十分楽しめる

なお、竿はブラックバス用やシーバスロッドでも使えるが、少し柔らかい(Lくらい)方が魚をバラしにくく、おすすめだ。

長さも陸っぱりなら6~7ftもあれば釣りが成立する。リールも軽くて手返しの良い小型のリール(2000~2500番)クラスが使いやすい。つまりライトタックルで十分楽しめる釣りで、この釣りの魅力でもある。

暗くなったらクロダイと両狙い

マゴチ、クロダイ共に昼と夜も狙えるが、夜の方が警戒心が薄れて断然食いがいい。特にクロダイは夜の方が数も型も両方狙える。マゴチは夜になると良型が釣れるので、どうせなら両方釣ってやろうと欲張りたくなる。

そんなときは障害物と地形が絡む超浅場を探して釣るといい。特にクロダイは水深20センチにも満たない浅い場所が断然面白い。昼間は見え見えでとても狙えないが、こういった場所は暗くなればベイトが集まり、とたんに1級ポイントに変わる。ただし、根掛かりだけは注意したい。

「夏は身近の河川で簡単にマゴチが釣れる!」陸からルアーで狙う仕掛けと釣り方を解説夜は障害物のある激浅ポイントがおすすめ(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

7月も中旬になると梅雨も明け、昼間は人間が野外で活動できる気温の日が少ない。そんなときこそ、大物を狙ってナイトゲーム1本で勝負するのも面白いので、ぜひ楽しんでみてほしい。

「夏は身近の河川で簡単にマゴチが釣れる!」陸からルアーで狙う仕掛けと釣り方を解説夜はビッグが釣れる(提供:TSURINEWSライター・宮坂剛志)

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>