ユベントス(イタリア1部)に所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)が、今夏に移籍する可能性が高まっているようだ。
フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。昨季は爆発的な加速と細かいタッチのドリブルを武器にコンディションが上がらなかったその前のシーズンから復調を見せ、最終的にセリエA33試合で9ゴール3アシストを記録した。
ユベントスとの現行契約が残り1年となっているそんなキエーザだが、新シーズンから指揮を執るチアゴ・モッタ監督のプロジェクトには含まれていない模様。ローマ(イタリア1部)やナポリ(イタリア1部)からの関心が取り沙汰されていたが、前者はアルゼンチン代表FWマティアス・スーレを補強している。
イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、キエーザの代理人を務めるファリ・ラマダニ氏はロンドンに飛び、トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)とチェルシー(イングランド1部)と会談を行った模様。両クラブともイタリア代表FWとの契約に興味を持っていることからその可能性を模索したようだ。
また、キエーザにはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)も目を光らせているとのこと。同選手は近日中にモッタ監督と初会談を行う予定だが、新シーズン開幕が近づいていることから、何も変わることがないと予想されているようだ。