■相手球団の攻め方が変わった
打撃不振の要因について掛布氏は「各球団が阪神の499個でしたっけ、去年のフォアボール。このフォアボールのデータに対して、阪神のバッターに対してストライクゾーンのなかで勝負していますよね」と持論を展開。
続けて「これから阪神打線の大きなポイントを握るのは、多分相手のバッテリーは1人のバッターに投げて、1ボール2ストライクというカウントを作るようなリズムで攻めてくると思うんですよ」と解説する。
そのうえで「そう考えると阪神のこれからのバッターって、3球目までに1回勝負しなきゃいけないと思う。その勝負の仕方を間違えると、この打線は脆いと思うんですよ」と分析した。