さらに仕事を前倒しで進めるメリットは他にもある。それは納期までに見直しができるということだ。早めに仕事を終わらせておくと、提出後も頭の中で「あの件はもう少し深堀りできるかもしれない」「この話をいれるとさらに内容に磨きがかかる」といった気づきが降臨することがある。納期までに仕事をブラッシュアップすることで、成果物のクオリティを高めることができる。逆に納期ギリギリで慌てて出すと「しまった!あのデータが間違っていた」とたくさんの粗が出てしまう。
プライベートでも同じだ。自分は半年先の旅行をする場合なども、ギリギリまで先送りはせずできる限り早めにしっかり計画を立ててドンドン予約も終わらせてしまう。直前だと時間帯によっては空きがなかったり、早期割引を受けられないことも少なくない。何か変更があっても早めの予約変更なら、先方に迷惑がかかることもないのだ。
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自分は人生で後悔していることはあまりないのだが、数少ない後悔があるとすればその全てが「もっと早くやっておけばよかった」というものだけである。その逆に後から振り返って「前倒しな生き方で良かった」と感じることは少なくない。やはり、前倒しは正義だ。
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