イスラエルが核武装していることは公然の秘密ですが、そのイスラエルと今後一切話し合うつもりはない、とメッセージを送ったことになります。それが「人類の願い」である非核に通じる行為なのか。むしろイスラエルのような国とこそ話し合いをしなければならないのではないか。
更に申せば、米国のユダヤロビーを敵に回したことです。正しいことをしたのだから、いくら強大な敵で戦うのだ、忖度よりも正義を選ぶのだ言うならば何も言いません。ですが、今後米国のユダヤ系メディアを敵に回して戦うことも覚悟しなければならない。これは欧州でも同じです。そして彼らは蛇以上に執念深い。彼らその覚悟はあったのか。
単に今悪いことやっているイスラエルいじめてやれ、程度の認識しかなかったのではないでしょうか。
結果として日本以外のG7は全部ボイコットです。長崎のいう、「人類の悲願」とやらは大国からはその程度のものだと認識されていた、ということです。
原爆投下という蛮行には声を荒げて抗議するもの結構ですが、日本が戦争に突入し、最後に原爆落とされたのは日本人の慢心と無責任のせいですが、それらに対する加害者としての責任に対する懺悔を彼らからあまり聞いたことはない。ひたすら自分たちは被害者だという立場です。
端的に申し上げれば折り鶴を折って核兵器や戦争がなくなると思っている人たち(その実非常に攻撃的)が世界の平和に大きく貢献できるとはぼくは思いません。
【本日の市ヶ谷の噂】 防衛省、自衛隊では軍隊に不適切な電波の周波数帯を割り振られており、それは是正されているという「設定」を吹聴しているが、それは防衛省の電波管理部門に総務省から出向者が多数配備されているから、との噂。
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東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。 海上自衛隊の潜水艦メーカーは2社も必要あるか川重の裏金問題で注目される潜水艦の実態
月刊軍事研究8月号に防衛省、自衛隊に航空医学の専門医がいないことを書きました。 軍事研究 2024年 08 月号