タイにて、「最近亡くなった男性が霊となって友人たちのもとを訪ね、足跡を残した」という事件が発生して話題になっている。

 この不気味な事件は7月末にラヨーン市で発生したと伝えられている。住民のピーラパットさんが目を覚ますと、自宅の前に何者かが泥だらけで通り過ぎたように思える奇妙な足跡が残されているのを発見。

 足跡の主が誰なのか気になったピーラパットさんが自宅のセキュリティ・システムをチェックしたところ、足跡がつけられた夜は一晩中、誰も家の前を通ってはいなかったことが判明した。

 さらに不気味なことに、足跡をたどってみると1週間前に亡くなった隣人の『おじさん』と呼ばれる親しい男性の家につながっていたことが明らかになったのである。 またその足跡を別の方向に辿っていったところ、彼の母親が経営し、亡くなった友人が生前よく訪れていた店に辿り着いたのだ。

 足の大きさや経路、そして足跡が残されていく様子が撮影されていないことから、ピーラパットさんたちはこの足跡は亡くなった男性の霊が友人を最後に訪ねてきたものだと結論づけた。

 さらにこの説を裏付けるように、ピーラパットさんが足跡を洗い流そうとしたところ、地面が再び乾くと再び足跡が現れるという現象も起きたそう。

 日本でも幽霊が消えない足跡を残したという話が伝わっているが、このような事例は国や時代を問わず起きるようだ。

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文=田中尚(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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