脱毛サロンのシースリーや銀座カラーが倒産しました。通い放題のコースに数十万円ものローンを組んでいる人も多いのではないでしょうか。
「泣き寝入りするしかないのかな…」
そんな風にあきらめてしまった人もいるでしょう。
今回は、脱毛サロンが倒産してしまったら、支払ったお金がかえってくるのか解説します。通っていた脱毛サロンが倒産したときにまず何をやるべきかもお伝えします。
すでに支払ったお金の返金は難しい
脱毛サロンが破産してしまった場合、すでに支払った分を取り戻すのは困難です。
破産手続きにおいて、脱毛サロンは税金や従業員の給料を優先的に支払う必要があるため、顧客への返金は期待できません。
しかし、以下のケースではお金が戻ってくる可能性があります。
・契約直後でクーリングオフ期間だった場合
・クレジットカードによる分割払いを選択していた場合
倒産したらどうする?お金を取り戻すためにやるべきこと3つ
ニュースなどで倒産の事実を知ったとき、あるいは脱毛サロンの会社から破産についての通知が届いたら、何をすればよいのでしょうか。ほんの一部でもお金を返金してもらうために、やるべきことは3つです。
1:契約書の確認
最初に確認するべきことは、契約書の記載内容です。破産したときにどういった扱いになるかについて、契約書で再確認しましょう。
2:支払い方法の確認
次に確認するのは支払方法です。支払方法には一括と分割がありますが、脱毛サロンは高額なサービスですので分割払いを選択しているかもしれません。
分割払いの残高があればカード会社に支払いの停止(支払停止の抗弁)を行えます。その際はカード会社に以下の書類を送付します。