アメリカをはじめとする西側諸国の大使は、9日に長崎市で開かれる「原爆の日」の平和祈念式典を欠席することが明らかになりました。アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、イタリア、カナダ、欧州連合(EU)が含まれます。
欧米大使、長崎の平和式典欠席へ イスラエル非招待受け Tcoctp5
— AFPBB News (@afpbbcom) August 7, 2024
参照:エマニュエル大使が長崎市の平和式典を欠席:原爆投下は「自衛」で片づける? アゴラ
鈴木史朗長崎市長は先週、ガザ地区での紛争をめぐってイスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使を式典に招待しないと発表していました。これに対応して、在日米国大使館と英国大使館は大使ではない外交官が出席すると発表しました。他の西側諸国も同様の対応をとる見込みです。
当然、こうなるだろう。さあ、そろそろ私は、国際政治学者の肩書を使い続けられるか、考えなくてはいけないな。LmLtVl7Tjt MuYoh0SyNC
— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) August 7, 2024
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この長崎市長の判断に対し平和式典を政治化するなという批判の声が高まっています。
長崎市は「招かれないものは正しくないものである」という正しさ認定機関にでもなろうとしてるんですかね、そういう権力仕草に欧米は敏感なんだよな。長崎平和式典にきてもらうのは、たとえいま民族浄化的な戦闘を遂行中の国であっても(むしろだからこそ)長崎をみて内省してもらうためではないのか?
— 丹羽薫(ニワカちゃんの憂鬱) (@NIWA_KAORU) August 7, 2024
そもそもロシアとベラルーシを呼ばず式典を”政治化”をしたのは広島市が発端でした。