【最近気になる注目ワード・49】ご祝儀の相場や式のマナーなど、同じ日本国内でも結婚式の形式やしきたりが地域によって違うことはご存知だろうか。今回は特に独特の結婚式文化を持つ、北海道と沖縄の結婚式の特徴を見ていこう。
大人数で賑やかに祝う沖縄の結婚式(画像はイメージ)
北海道は「ご祝儀の額で悩まないから気楽」との声も
ネット上の声を見てみると、北海道ではご祝儀制の結婚式とは異なり、会費制でおこなわれることが多いようだ。
会費制ウェディングとは、ご祝儀に当たる会費の金額があらかじめ設定されているスタイルのこと。会費は1万5000円~1万8000円程度で、新郎新婦との関係性に関係なく全員一律。ゲストは受付で支払うだけなので、ご祝儀袋や新札を用意する必要もない。
料理は少し軽めのコースやビュッフェ形式など、ご祝儀制の式よりカジュアルな雰囲気が一般的。式を主催するのは発起人か新郎新婦のため、主役の両親も招かれた側として前側の上席に座る。さらに引き出物はなく、代わりに1000~2000円程度の引き菓子などがプチギフトとしてプレゼントされることが多い。
招待する側もされる側も悩むポイントがグッと減るので、「ご祝儀の額に悩まないから北海道の結婚式は気楽でいいよね」「こっちの方が合理的」という声も。ちなみに、北海道に近い青森でも会費制でおこなわれる結婚式が多いという。