8月5日は「発酵の日」。食品メーカーのマルコメが発酵食品の魅力を広めるため、語呂合わせから制定したらしい。今回はそんな発酵の日を記念して、スーパーで気軽に買える商品だけで、オリジナル発酵ラーメン作りに挑戦。その味わいと、翌日のお腹の調子などを紹介しよう。
スープも具材も全て発酵食材
オリジナル発酵ラーメンのお味は!?
菌の力で旨味大爆発? 健康にも良さそうな気配プンプン
では、購入した商品とあわせて調理方法を紹介しよう。まず、麺は発酵と関係ない一般的な生麺を使用。高級素麺には発酵モノがあるらしいが、通常のスーパーには見当たらないので諦めた。これを沸騰したお湯で2分ほど茹で、ザルなどに移しておく。スープの土台は、これも一般的に販売されている鶏ガラ醤油の凝縮スープをセレクト。一応、醤油は発酵食品なのでギリギリセーフと思いたい。これをベースに発酵調味料を足していくので、濃くならないように半分だけ小鍋に入れる。
麺は生の「札幌ラーメン」、
スープのベースは「鶏ガラしょうゆ」を使用
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そこに、今や発酵調味料の代名詞となりつつある塩こうじを大さじ一杯、さらに和食を代表する発酵調味料、味噌を大さじ一杯加える。今回はよりスープに溶けやすい液体味噌を選んだ。
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スープに加える発酵調味料は、
塩こうじ、液体味噌、プレーンヨーグルト
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鶏ガラ醤油の凝縮スープと塩こうじを混ぜる
これらをお湯で溶かしつつ、固形のプレーンヨーグルトをお好みで加えていく。今回は発酵感を強くするため、大さじ4杯をドボドボ投入。そして鍋に火をかけて、沸騰させないように気をつけつつヨーグルトが溶けるまでかき混ぜる。ある程度全体が混ざったらスープも完成。
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発酵調味料をお湯で
溶かしつつプレーンヨーグルトを大胆に入れる
最後に麺とスープが入っている器に、発酵食品をトッピング。韓国を代表するキムチ、中国を代表するザーサイ、そして日本を代表する納豆。
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韓国、中国、日本、
それぞれの食文化を代表する発酵食品をゲット
この三つを適量、中央に盛り付けるとついにオリジナル発酵ラーメンの出来上がり。白味噌を多く使った味噌ラーメンのような色合いで、見た目はなかなかうまそうだが、さてお味の方はどうか。
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熱々のラーメンの上に発酵食品をバランスよく配置していく
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オリジナル発酵ラーメンが完成。
味はまだ不明
まずはスープからズズズイといただくと、ちょいとしょっぱいが、「なかなかグッド!」。塩こうじのまろやかな塩み、味噌のコク、プレーンヨーグルトの酸味、それぞれのバランスもよく、思った以上に一体感を感じる。お次は、具材と麺を馴染ませつつ、ズルズルといただくと、「うーむ」、なんだか不思議な味わい。納豆とラーメンの組み合わせが斬新すぎて頭がついていかない。
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全体を混ぜながらいただくと、とんでもない化学変化が
しかし、他の具材と一緒に食べ進めると、キムチの刺激、ザーサイの塩みと食感がアクセントになり、不思議ながらも次第に味がクリアになる。結果、食べたことがないけど、なかなかイケる味わい。特にスープとの相性がかなりよく、全てが混ざるとなぜかまろやかな印象。特にプレーンヨーグルトと納豆がこれほど喧嘩せずむしろ手を取りながら、一つの味を作りだすとは、我ながら少し感動してしまった。
ちなみに、80歳になる母にも食べさせてみると、「なんの味か分からないけど、クセになる美味さ」だそう。そして、肝心なお通じの方は、食べてすぐは特に何も異変がなかったが、翌朝になると筆者も母も大漁旗が上がるレベル。発酵ラーメン、胃腸を整えるためにも時々作りたくなる不思議な魅力に満ちていた。(エフェクト・山葉のぶゆき)
提供元・BCN+R
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