■いったい超巨塔の正体は!?

 火星では、以前にも1,600メートル級のトリプルタワーが見つかっており、トカナでもお伝えしている。しかし、今回発見された巨塔はそれを遥かに上回る高さである。では、この構造物はいったいどのような目的で作られたのだろうか。Liemee Watcher氏が主張するように、塔に走った大きな亀裂が入口であるならば、巨大なUFOも十分に通ることができるサイズと推定される。また、塔の内部には広大なスペースがあると考えられ、エイリアンの住居(巣)やUFOの基地として利用されていたとしてもなんら不思議ではないだろう。その高さを生かし、気象観測や電波発信の役を担っていたかもしれない。

火星に建つ巨大タワー(高さ6km)が存在!? 宇宙人の基地か、電波発信基地か!?
(画像=画像は「グーグルマーズ」より引用,『TOCANA』より 引用)

 なお、スコット・ウェアリング氏は、この構造物について人工のものと見ている。グーグルマーズのデータが正しいとすると、これほどまで巨大な構造物が崩壊せずに自立するためには、非常に高度なテクノロジーが必要であることは明らかだ。いずれにせよ今回の巨塔は、これまで火星で発見された構造物の中でも、とりわけ異様なものの一つであることは間違いない。今後の調査に期待したい。 (吉井いつき)

参考:「UFO Sightings Daily」、ほか

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提供元・TOCANA

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