標準の装備が充実していてコストパフォーマンス高し
コロナ禍の真っただ中の2021年4月13日、日本公開されたマクラーレン・アルトゥーラ。マクラーレン初のプラグインハイブリッド(PHEV)です。つまり、外から充電もできるハイブリッドカー。マクラーレンはこれを「次世代ハイパフォーマンス・ハイブリッド・スーパーカー(HPH)」と呼んでいます。
世界初公開は遡ること約2か月前。オンラインでの発表でした。というわけで日本発表の日、私も会場に足を運びました。鮮やかな黄緑色のボディカラーこれは「フラックスグリーン」という色。ドアが上に持ち上がるディヘドラル・ドアで、ドアを開けるとスーパーカーオーラを全開!
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「新世代のマクラーレン」は、見た目はいわゆるマクラーレンらしいスポーツカーですが、エクステリアのデザインはマクラーレンの新しいデザインの方向性を示し、特にリアは一枚のパネルで作る一体化成形で作られています。ぶつけたら高くつきそう(笑)。フルLEDライトはステアリングと連動して、コーナーで曲がる方向の明るさを自動調整します。
マクラーレンと言えばF1。そのテクノロジーがふんだんに盛り込まれています。例えば軽量化。このアルトゥーラのマクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャー(MCLA)は、自社製造です。
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エンジンは3L V6ツインターボエンジンにモーターを組み合わせ。システムトータルの最高出力は680ps、最大トルクは720Nm 。エンジン単体では最高出力585ps、最大トルクは585Nm、モーターは最高出力95ps、最大トルク225Nmを発生します 。エンジンのバンク角も大きく開いた120°というレイアウトも珍しいですね。総電力量は7.4kWhで、モーターのみの航続距離は30kmとなっています。また、マクラーレン初の電子制御ディファレンシャルの搭載もトピックのひとつです。
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インフォテイメントは8インチ。シートはアルトゥーラのために開発された一体型のシェルシート。マクラーレン初の先進運転支援システム(ADAS)が採用され、ACCや道路標識を読み取るなどできるようになりました。
ではオプションを見てみましょう。
今回の撮影車は、発表会の時に見たコミュニケーションカラーのフラックスグリーンではなく黒ですが、光の加減か、ややグレーががかって見えます。粒子が細かいパールが入っているようなボディカラーで、
エリートペイント:742,500円(参考価格)
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パッケージオプションの
テックラックス:1,157,800円(参考価格)
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内訳は、ナッパレザーのインテリア。ナッパレザーキャビンサーフェスコントラスト・リフレクティブバイピング。12色のアンビエントライト。インテリアのアクセントにダークチタニウムインテリア・コンポーネント。ブラッシュドメタル・ギアシフトパドル。フロアーマットセット(コントラストバイピング)のセット。確かに、装備していると車内の質感アップと、アクセントになっていますね。
スポーツエキゾースト:620,000円&エキゾーストフィニッシャー178,400円(参考価格)
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こちら、ボディの真ん中ぐらいの高さにあって、後ろから見たときの存在感が凄い!(笑)
サーマル・インシュレーテッド・ウインドウスクリーン:55,800円(参考価格)
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紫外線からお肌を守ってくれる!? こちらはお肌だけでなく、車内のインテリアの劣化や車内の温度にも影響があるようで、最近人気の装備ですね。
ブレーキキャリパー:270,400円(参考価格)
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赤にシルバーのロゴ入りで、サイドから見たときにワンポイントになってますね。
トータルの車両価格は2965万円! です。
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そうそう。少しだけ試乗もしましたが、通常はコンフォートモード。電気がある場合はEモード。ただ、この時は「返却時に電気をためてきてください」とのことだったので、スポーツモードにして走ると、レスポンスがよくなるうえ、電気がより多く回生されるとのことで、積極的にスポーツモードで。でも電気はたまるけど、ガソリンは減るのが速いので、普通に走るなら今フォードモードがおすすめです。
フォト=望月浩彦 H.Mochizuki
文・吉田由美/提供元・CARSMEET WEB
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