SUBARUが定番クロスオーバーSUVのレガシィ・アウトバックをマイナーチェンジ。機能装備のさらなる拡充を図るとともに、特別仕様車としてリミテッドEX“Active×Black”を新規にラインアップ

SUBARUは2023年9月7日、定番クロスオーバーSUVのレガシィ・アウトバックの改良モデルを発表した。

SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲SUBARUレガシィ・アウトバック・リミテッドEX“Active×Black” 価格:CVT451万円 全長4870×全幅1875×全高1675mm ホイールベース2745mm 車重1690kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.0km/リットル、『CAR and DRIVER』より引用)

車種展開は以下の通り。

XブレークEX:425万7000円

リミテッドEX:440万円

特別仕様車リミテッドEX“Active×Black”:451万円

SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲SUBARUレガシィ・アウトバック・リミテッドEX 価格:CVT440万円 全長4870×全幅1875×全高1675mm ホイールベース2745mm 車重1690kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.0km/リットル、『CAR and DRIVER』より引用)

今回の改良は、従来から培ってきた価値に最新の技術を組み合わせ、さらに機能装備のいっそうの拡充を図って、クロスオーバーSUVとしての訴求力をいっそう高めたことが特徴である。また、車種展開は従来から設定する上級グレードのリミテッドEXとアクティブ志向のXブレークEXに加えて、上質さとアクティブを巧みに融合させた特別仕様車のリミテッドEX“Active×Black”を新規に設定した。

SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲SUBARUレガシィ・アウトバック・XブレークEX 価格:CVT425万7000円 全長4870×全幅1875×全高1670mm ホイールベース2745mm 車重1680kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.0km/リットル、『CAR and DRIVER』より引用)

シリーズ全体の改良としては、ステレオカメラに広角単眼カメラを採用した新世代アイサイトを全グレードに標準装備して安全性を向上。また、シャークフィンアンテナにカメラを内蔵したスマートリアビューミラーを設定し、ラゲッジルームの積載性能を確保しつつ良好な後方視界を確保する。また、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」にエアコンなどを遠隔で操作できるスマートフォン連携機能を追加して、より快適なカーライフをサポート。さらに、リミテッドEXの本革シート装着車(オプション設定)には運転席・助手席シートベンチレーションおよび運転席クッション長調整機構を新たに組み込んで、座り心地をいっそう引き上げた。ほかにも、Apple CarPlay/Android Auto 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの表示画面の拡張や、Apple CarPlayのワイヤレス接続対応、新意匠のアルミホイールの設定などを実施している。

SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲アイサイトの核となる広角単眼カメラを新装備、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲スマートリアビューミラーを新採用して後方視界を向上させる、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」にエアコンなどを遠隔で操作できるスマートフォン連携機能を追加、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲リミテッドEXの本革シート装着車には運転席・助手席シートベンチレーションおよび運転席クッション長調整機構を新たに組み込む。写真はタン/オレンジステッチのナッパレザー表皮、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲新意匠のアルミホイールを装着。写真・上はリミテッドEXのダークメタリック塗装+切削光輝18インチアルミホイール、同・下はXブレークEXのダークメタリック塗装18インチアルミホイール、『CAR and DRIVER』より引用)

特別仕様車のリミテッドEX“Active×Black”の内容に話を移そう。

エクステリアに関しては、ブラック塗装+ラスターブラック塗装のフロントグリルやブラック塗装加飾付のフロントフォグランプカバー、ブラック塗装のフロントバンパーガード/リアバンパーガード/ドアミラー、ラスターブラック塗装のOUTBACK/シンメトリカルAWDリアオーナメント、ブラック塗装のルーフレール(クロスバービルトインタイプ)、カラードドアハンドルを標準装備。また、足もとにはスーパーブラックハイラスター塗装の18インチアルミホイール(タイヤは225/60R18サイズ)を装着した。さらに、専用ボディカラーとしてカシミアゴールドオパールをラインアップしている。

SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲上質さとアクティブを融合させた特別仕様車のActive×Black。精悍なブラックパーツを随所に配して洗練されたクロスオーバーSUVスタイルを引き締める。写真のボディカラーは専用色のカシミアゴールドオパール、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲ブラック塗装+ラスターブラック塗装のフロントグリルを採用、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲ブラック塗装のリアバンパーガードを装着、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲ブラック塗装のルーフレール(クロスバービルトインタイプ)を配備、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲足もとにはスーパーブラックハイラスター塗装の18インチアルミホイールを組み込む、『CAR and DRIVER』より引用)

インテリアについては、ブラックのカラーリングを基調にブラック表皮巻き(シルバーステッチ)のインパネトリム&ドアトリムや高触感革の本革巻きステアリングホイール(シルバーステッチ+シルバー加飾)、Harman/Kardonサウンドシステムなどを標準装備して上質感をアップ。室内の開放感を高めるサンルーフも組み込む。また、シートにはブラックの撥水ポリウレタン表皮(シルバーステッチ)を採用した。

SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲ブラック表皮巻き(シルバーステッチ)のインパネトリム&ドアトリムや高触感革の本革巻きステアリングホイール(シルバーステッチ+シルバー加飾)などを標準装備、『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
SUBARUレガシィ・アウトバックが商品改良。アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車のActive×Blackを設定
(画像=▲シートにはシルバーステッチを配したブラックの撥水ポリウレタン表皮を採用する、『CAR and DRIVER』より引用)

パワートレインは基本的に従来と共通で、リーン(希薄)燃焼技術を取り入れて加速性能と環境性能を高次元で両立させたCB18型1795cc水平対向4気筒DOHC16VデュアルAVCS直噴ターボ“DIT”エンジン(最高出力177ps/5200~5600rpm、最大トルク300Nm/1600~3600rpm)に、進化版CVTのリニアトロニック(8速マニュアルモード付)を組み合わせて搭載。駆動システムには熟成のアクティブトルクスプリットAWD[電子制御AWD]を採用している。

提供元・CAR and DRIVER

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