ハリウッドが興味を持つ
“ウェールズの最恐幽霊屋敷”と呼ばれるようになったこのペニフォード農場にイギリスの公共放送局「BBC」も興味を持ち最近になって4部構成のドキュメンタリー番組『Paranormal: The Girl, The Ghost & The Gravestone』を制作して放映している。
テレビだけではなく、ハリウッドも一家の話に並々ならぬ興味を抱いているという。
同ドキュメンタリーでメアリーはアメリカの映画監督たちは自分たちの物語を大ヒット映画のインスピレーションとして求めていたと語る。ハリウッド関係者が一家を訪ねていたというのである。
「私たちには確かにハリウッドに会いました。彼らはこの話を聞き、映画を作りたいと言い、私たちに何千ポンドかを支払うつもりでした。しかし彼らがどのようにそれを行うつもりかを正確に聞いたとき、私たちは『ノーサンキュー、帰ってください、さようなら』と言いました」(メアリー)
事実を歪曲した完全なエンターテインメント映画として一家の体験を演出する内容であったことにメアリーたちは憤慨したのだった。
「彼らは実話を基にして大量のものをでっち上げようとしていましたが、それはばかげたものになるでしょう。私はそれを決して認めません。そこに実話はあるのか、まったくないのかのどちらかです」(メアリー)
ガワー一家は2012年にペニフォード農場から引っ越したのだが、現在の所有者であるマイケルはドキュメンタリーの中で、自分の家に幽霊が出るとは信じていないと語っている。
「超常現象が現実のものである可能性はゼロです。この壁は湿気で浸水していました。湿った壁ならシミができます。クリエイティブな人なら、それを見て『なんと、これは人の頭の写真だ』と言えるでしょう」(マイケル)
ガワー一家が屋敷を離れたことで、その数々の心霊体験の真偽はいったん棚上げにされた格好になっているが、はたして今後“ウェールズの最恐幽霊屋敷”の伝説が復活することがあるのか気になるところだ。
参考:「BBC」ほか
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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