本記事は2019年の記事の再掲です。
今度は虫の「繭」らしきものが火星で発見された可能性が騒がれている。発見者はトカナでもお馴染みのUFO研究家スコット・ウェアリング氏。2012年に火星探査機「キュリオシティ」が撮影した、極初期の写真に昆虫の繭が写っていたというのだ。
「蝶の繭に酷似しています。まさにそのものだという可能性も大いにあります。つまり、NASAは蝶の繭を火星に持っていき、孵化する様子を観察していたと考えられるのです。あるいは、は虫類の皮膚かもしれません。火星のような乾燥した環境はトカゲやヘビのようなは虫類にはうってつけですからね。私はこれまでに火星に液体の水があることを証明してきました。火星に生命はいるのです」(ウェアリング氏)
ウェアリング氏が比較のために取り上げている超の繭の画像と比べてみると、確かに孵化直後の繭とそっくりである。マーズバタフライ(火星蝶)とはなんとも想像しがたいが、実は米オハイオ大学名誉教授ウィリアム・ロモザー博士は、クマバチのような昆虫が火星にいると指摘している。地球的感覚からすると、ハチがいるなら、蝶だっていても良さそうなものだ。
ただ、ウェアリング氏が言うように、これらの昆虫は火星起源ではない可能性はある。NASAが将来的な火星の植民地化のため、今から火星の環境に介入しているのかもしれない。だとすると、ロモザー博士が地球の昆虫と同じ特徴を持つ生物が火星にいるとするのも当然の話だろう。
そして、ロモザー博士は火星画像の中に生きた昆虫も発見していることから、火星には「栄養やエネルギーの供給源、食物連鎖、利用可能な水がある」はずだと指摘している。これは、火星に液体の水があると言うウェアリング氏の主張とも一致する。
一方、YouTubeのコメント欄では、ダクトテープ、プラスチック、デブリといった憶測も飛び交っているが、真相は不明だ。ただ、ロモザー博士の発言、ウェアリング氏のこれまでの発見を考えると、火星に昆虫がいてもおかしくないのではないだろうか?
今一度、ロモザー博士の発言を引用しよう。
「火星にはずっと生物がいたのです。火星の動物相には明らかな多様性があり、地球のそれとも類似しています。つまり、進んだグループの生物だということです」(ロモザー博士)
「外骨格と手足などの付属器官があれば、節足動物だと同定することができます。三つに分かれた体、一対の触覚、6本の脚があれば、“地球の昆虫”だと同定するのに十分です。ですから、こうした特徴がもつ火星生物がいれば昆虫のような生物だとされるべきなのです。こうした観点から、火星探査機が撮影した画像には節足動物や昆虫の形態を持つ生物が見られたということです」(同)
証拠は出揃いつつある。ここまで来れば、問題はNASAが火星生物の存在を認めるかどうかというだけだ。NASAは2020年に宇宙生物学にフォーカスしたミッションを計画しているが、それを機に火星生物が公式に“発見”されるかもしれない。今後にますます注目だ。
(編集部)
参考:「UFO Sightings Daily」、ほか
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提供元・TOCANA
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