サシャ・ボエ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ガラタサライ(トルコ1部)に所属するガラタサライに所属するフランス人DFサシャ・ボエ(23)の獲得が決定的となったようだ。

 韓国代表DFキム・ミンジェがアジアカップで1月下旬から離脱するなど最終ラインの選手層に問題を抱えていることから守備強化を目指すバイエルンはトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)からイングランド代表DFエリック・ダイアーを補強。次なるターゲットとして右サイドバックの補強を目指している。

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)のフランス代表DFノルディ・ムキエレとニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)のイングランド代表DFキーラン・トリッピアーの獲得交渉が難航したことを受けて、ターゲットをボエに変更していた。

 そのなかで、ドイツ人ジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンは移籍金2800万ユーロ〜2900万ユーロ(約45億円〜約46億6000万円)でガラタサライとクラブ間合意に至った模様。同選手は2029年までバイエルンと契約を結び、現地時間27日にミュンヘンと赴いたのち、メディカルチェックを受診するようだ。

 レンヌ下部組織出身のボエは2019年にトップチームデビューを果たすと、2021年夏にガラタサライへ完全移籍。対人プレーの強さと推進力に優れた左サイドバックでもプレー可能な右サイドバックで今季はここまで公式戦31試合に出場して2ゴールを記録している。