匿名でドナーになったのには理由が
病室に入って来たディレイニさんの姿を見るなり、最愛の娘がドナーだと悟ったお父さん。
感情が溢れるお父さんのもとへ、ディレイニさんが「大丈夫よ」と声をかけながら近づきます。
お父さんを心配させたくないのでしょう。
実はディレイニさん、お父さんのドナーになりたいと過去に申し出たことがありました。
しかしお父さんは、その申し出を断ります。
それでもお父さんを救いたかったディレイニさんは、コーディネーターに連絡を取り、ドナーの適合性検査を受けました。
そしてドナーとして承認された後、手術までの8ヶ月もの間、自分がドナーであるということをお父さんに隠し続けていたのです。
お父さんに知られたら断られてしまう。
そう思ってディレイニさんは匿名でドナーになることを選んだのでしょう。
愛するお父さんを想うが故のディレイニさんの行動、そして愛する娘を想うが故のお父さんの反応。
お二人の姿に多くの人が心を動かされたようです。
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