■父親の死にショック

そんなある日のこと、母親から「お父さんが入院しました」というメールが届いた。状態がかなり悪いことを知った女性は病院に駆けつけたが、父親の病室に入ることは許可されなかった。母親が「娘を入れないように」と関係者らに指示してあったのだ。

それから2週間も経たないうちに、父親は亡くなった。看取るチャンスさえなかったことを、女性は心から残念に思った。

■葬儀への出席も禁止に

せめて葬儀には出席したいと考えていたが、母親からは「絶対に来ないように」と釘を刺された。父親を大事に思っていたのに、見送ることも許してもらえない。ひどい仕打ちに傷ついた女性は、母親を憎むようになった。

その後、女性はいとこに連絡し葬儀会場を教えてもらった。母親ともめたくはないが、勝手に行き会場に入ってしまおうと考えているという。

そんな女性が、イギリスのメディア『MailOnline』の人生相談コーナーに投稿し、アドバイスを求めた。