伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、土居志央梨演じる山田よねが、再会した轟太一(戸塚純貴)に掛けた一言が話題に。Xでは、ドラマの制作サイドの姿勢を評価する声があがっている。

■「惚れてたんだろ?」

食糧管理法違反事件を担当していた花岡(岩田剛典)が、闇米を拒否して栄養失調で亡くなったことに社会が衝撃を受ける中、新聞記事を見た轟も大きなショックを受ける。

酒を飲んで酔いつぶれていた轟の元に、空襲を生き延びていたよねが現れて声をかける。よねの「惚れてたんだろ? 花岡に」との言葉に、轟は「何を馬鹿なことを言ってるんだよ」と反発。

よねは「馬鹿なことじゃないだろう。惚れたはれたはカフェーで死ぬほど見てきたからな」と諭し、「別に白黒つけさせたいわけでも、白状させたいわけでもない。腹が立ったなら謝る。ただ、私の前では強がる意味がない」と話す。