西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)と東海旅客鉄道株式会社(JR東海)、近畿日本鉄道株式会社(近鉄)は、「ユーザデバイス操作型(QR読取式)AI案内システム」の共同実証実験を8月6日(火)から12月6日(金)までの期間実施します。
実験は3社が乗り入れする関西・西日本の玄関口であり、乗降客数が増加を続けているという京都駅で行われます。AI案内システムを導入することで、より安全・安心・快適な駅環境の提供を目指すための取り組みです。
手元のスマホでAIが案内
今回の実証実験では、AI案内システムの画面や掲出するポスターに表示されるQRコードをスマートフォンなどで読み込み、画面上で様々な言語による質問を入力すると、AI案内システムによる案内を受けられるというもの。乗換案内のほか、駅構内や駅周辺の案内等が確認できるといいます。
手元のスマートフォンなどから利用できるサービスなので、混雑を招かないことが特徴です。AIからの回答は日本語/英語のみに対応しているといいます。
ポスターは中央改札口付近・西口みどりの窓口内・地下東口改札付近(すべてJR西日本管轄構内)、新幹線中央口改札外・新幹線八条口改札内(すべてJR東海管轄構内)、近鉄管轄構内においては、改札口内外の周辺(3カ所)と待合室に掲示されているそうです。
期間中に得られた実証結果については、今後の案内におけるAIの機能向上に活用される予定です。
実証実験概要
期間:2024年8月6日(火)~2024年12月6日(金)
※変更になる場合があります。
対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語などさまざまな言語での入力が可能
※回答は日本語・英語のみ
案内項目:乗換、駅構内や周辺の案内など
※文章で案内できない内容やより詳細な情報については、URLへの遷移で案内
<参照>
JR西日本とJR東海、近鉄が京都駅にて「ユーザデバイス操作型(QRコード読取式)AI案内システム」の共同実証実験を実施