うっかり支払いを滞納してしまうと「ブラックリストに載ってしまったかもしれない」などと不安になるものだ。

実は、ブラックリスト入りしているかどうかは自分で確認できる。

ブラックリストに載ってしまうと…

ブラックリストに載ってしまうと、さまざまなことができなくなる。新しくクレジットカードを作りにくくなるのはもちろん、いま持っているクレジットカードも更新できなくなる可能性があり、銀行や消費者金融でローンも組めなくなる。

クレジットカードへの依存度が高い人や、これから住宅ローンなどを組もうとしている人にとっては、大打撃だ。

どういう行為がNGなのか

ブラックリストに載る行為として容易に想像がつくのが、クレジットカードや銀行ローンなどの支払いが期日に済ませられず、滞納をしている状態になってしまうことだ。

またクレジットカードなどの多重申し込みもブラックリスト入りの引き金になる。

ブラックリストに載っているかどうかを確認する方法

ブラックリストに載っているかどうかは、個人でも確認できる。やり方は、信用情報機関に開示請求するだけなので簡単だ。

信用情報機関は以下の3種類ある。

・CIC:主にカード会社が加盟
・JICC:主に消費者金融会社が加盟
・KSC:主に銀行などが加盟

信用情報機関によって請求方法や開示方法が異なる。手数料はそれぞれ500円~1,500円程度必要になる。

心配なら今すぐ確認してみよう!

「自分はブラックリストとは無縁だ」と思っていても、 ちょっとした不注意でリストに載ってしまうケースがある。クレジットカードやローンの審査に落ちて初めて気づく場合もあるだろう。

ブラックリスト入りしているかどうかは、有料ではあるが自分で調べることが可能だ。もしリスト入りしていたらいざというときに困るので、心配な人は今すぐにでも確認しておこう。

文・MONEYTIMES編集部
協力・たなべようこ(ファイナンシャル・プランナー)

証券会社に10年勤務。主に個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は金融関連資格と自身の投資経験を活かして、金融ライターとして活動中。証券外務員一種