新規の借入ができなくなる可能性が高くなる
カードローンやキャッシングなどで、お金を借入できなくなる可能性がある。借入には、申し込み者の信用情報が重要になるためだ。
一時的にお金を用意したい時に非常に困るだろう。
スマートフォンの分割購入ができない可能性が高くなる
スマートフォン端末の分割購入も、ブラックリストに載っている人はできない可能性が高い。一括払いでしかスマートフォンを購入できなくなるかもしれないため、あらかじめ十分なお金を用意しておく必要がある。
賃貸住宅の審査が通らない可能性が高くなる
ブラックリストに載ってしまうと、賃貸契約の入居審査に通りにくくなる。賃貸契約をする際、申し込み者が家賃を滞りなく支払えるかどうか、信用情報をもとに審査するからだ。
就職や結婚を機に実家を出ようとしたり、引っ越ししたりしようとした時に、審査に通らず住む場所を確保できないかもしれない。
ブラックでも作れるクレジットカードはある?
信用情報がブラックでもクレジットカードを作れる可能性はある。ブラックリストに載ると信用力が低いと判断されるが、必ずしもすべてのカードの審査に落ちるわけではないと言われている。
クレジットカード会社は、カード発行にあたり、各社独自の基準やノウハウをもとに、さまざまな観点から総合的な判断をしている。どの会社も審査基準は公開していない。
そのため一概には言えないが、「審査が甘め」と言われているようなクレジットカードに申し込めば作成できるかもしれない。
支払い延滞などに気を付けよう
ブラックリストに載ると、クレジットカードやカードローン、スマートフォンの分割購入時などの審査に落ちることもあり、なにかと不便だ。クレジットカードや携帯電話の料金延滞などに気を付けよう。
文・MONEYTIMES編集部
協力・荒井美亜(ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。