「無神経」と批判も
夫妻のジャマイカ訪問について、王室専門家からはそのタイミングや目的について、疑問視する声が上がっている。
ジャマイカは1962年に英国から独立したが、他の英連邦と同じく、立憲君主制を敷き、英国の国王が国家元首を務める。ホルネス首相は、君主制の継続に反対の立場を表明しており、年内にも共和政への移行の是非を国民投票で問う意向を示している。
フィル・ダンピア氏はデイリーメールに、チャールズ国王とキャサリン妃の入院が発表された直後、君主制の廃止論議の真っ只中にある同国を訪問したのは、「無神経だ」と夫妻を非難。さらに、2人が家族の健康を「気遣う時間はなかった」にも関わらず、「ジャマイカを支持するメッセージを送っている」と皮肉った。
別の関係者は、夫妻の訪問は、パラマウントのロビンス氏から「個人的に招待を受けたため」と明かした。ロビンス氏とは、ロサンゼルスで近しい間柄であることに加え、夫妻がボブ・マーリーの「音楽やメッセージを気に入っている」からだと理由を語っている。