■「盗撮目的ではない」

Aさんが家に残されていた男のiPadにアクセスしてみると、自身の着替え中の動画が複数保存されていた。どれも隠しカメラからダウンロードされたものなのは、明らかだった。

すぐさま男に連絡を入れて問い詰めると、男はセキュリティ上の理由から置いたと認めて、「画像にアクセスできるのは亡くなった息子だけだ」などと説明した。

その後もAさんは男の家に滞在して仕事を続けたが、旅行から戻った男からシッター代を受け取った後に、近くの警察署へ。盗撮の被害届を提出したという。

すぐに捜査が開始されるも、男は「セキュリティ上の問題で、盗撮目的ではない」と容疑を否認した。