■掛布氏も技術の問題を指摘

高橋氏は「去年は(スタンドに)行ったはずだけどって、『おまえ体力が落ちてないか』って。そっちを考えろよ」と選手の問題であることを訴える。

掛布氏も「打撃練習はスタンドに入っている」「練習時だけボールを変えることは考えづらい」と同調。「これはね、ウェイトトレーニングを否定はしません、大切だと思う。僕もやっていたから。でも、優先順位が間違っているのではないかと思う。今、ウェイトがトップに来ている気がして」と練習方法の間違いを指摘する。

そのうえで「でも走ったり、バットを振ったり。昔からやっている野球の技術を磨く時間というものの優先順位が下に落ちているのではないかと思うんだよ」と語った。