長い人生のなかでは、科学的には説明のつかない「不思議なできごと」に出くわすことがあります。なかにはカーライフにおいて、鳥肌の立つような奇妙な経験をした人もいるでしょう。

今回、MOBYは投稿フォームから「ゾワッとする体験談」を募集。ユーザーから実際に寄せられたエピソードを紹介します。

目次
呪いのクラウン、その驚きの正体とは
納車間もなく「全損事故」…そして悲劇は繰り返す?

呪いのクラウン、その驚きの正体とは

「呪いのクラウン、繰り返される悲劇、逃した大金…」夏にピッタリ?ドライバーも思わず背筋がゾクッとする話
(画像=©hearty/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

中古車の状態はさまざまであり、「前のオーナーがどのように使ってきたのか」など、見えない部分も多くあります。なかには「いわくつき」の中古車を、それと知らずに購入してしまった人もいるようで……。

「10年ほど前に、会社の先輩から聞いた話です。その先輩の知人が中古のクラウンを買ったところ、シート下に血のついたタオルが入っていたそうで……。

その方はとても驚いたのですが、恐怖はこれだけではありませんでした。夜になるといつも、その車の屋根から『トントントントン……』と何度も叩く音が聞こえてきて……。

恐怖に耐えかね、購入先の車屋に問い合わせると、なんでも以前に事故を起こして人が亡くなっている車両だそうで……それを聞いて、すぐにそのクラウンは手放したみたいですね」(60代男性・派遣社員)

まさか自分が購入した車から、血のついたタオルが出てくるとは思いもしなかったことでしょう。しかし現実的に考えると、死亡事故が起きた車であることを知りながら事前に伝えず、しかも車内にタオルを残したまま納車してしまう車屋さんの方が、むしろ恐ろしいように思えてしまいます。

納車間もなく「全損事故」…そして悲劇は繰り返す?

「呪いのクラウン、繰り返される悲劇、逃した大金…」夏にピッタリ?ドライバーも思わず背筋がゾクッとする話
(画像=©Sigtrix/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

二度あることは三度ある、と言いますが、大きな事故を何度も繰り返してしまうドライバーも残念ながら存在します。

「ディーラーに勤務していた頃、懇意になっていたお客さんのご子息が免許を取り、車を購入してくれるという話になりました。スポーツカーがお好きなようでGTOを選び、無事納車を済ませました。しかしその後、数ヶ月で自損事故を起こしてしまい、全損扱いに。

幸い車両保険をかけていたので、そのお金で再度GTOを購入してもらって。しかしまたしばらくして、ものの見事に自爆全損事故を起こしてしまったんです。

それから、そのご子息のお姉さまも車を購入してくれることになり、ミラージュを納車したのですが……案の定というか、数ヶ月で左側面がベコベコ状態に。お父さまの運転はお上手なのですが……」(50代男性・自営業)

身内であれば運転を控えるようアドバイスもできますが、それが「お客さん」であれば傍観するよりほかないのでしょう。そのお父さまは、お子さんの運転する車に乗って忠告する機会はなかったのでしょうか……その後運転が改善していることを願うばかりです。