「チケットを購入したいのですが…」と電話をかけてきた女性に対応したディズニーの職員が、電話の向こうでただならぬことが起きていると察知。機転を利かせ女性を救ったことを、『People』などが報じた。
■ある女性からの電話
米国にあるウォルト・ディズニー・ワールドのチケット予約担当者が、1月9日にある電話を受けた。
かけてきたのはペンシルベニア州在住の女性だったが、明らかに困った様子で、時折「私から離れてよ」と大声をあげて担当者を驚かせた。チケットに関する問い合わせどころではない緊迫した様子を察した担当者は、「この方は、DV被害者なのかもしれない」と考えたという。
■女性の危機を察知
「このような状態で説明を要する質問をしても、お客様は答えられないかもしれない」。そう考えた担当者は、「Yes」「No」で答えられる質問をすることに。
まずは「お客様、お電話をくださったのはご予約が目的ですか」と問いかけた。それに対する答えが「No」だったことから、担当者は女性が非常に危険な状態に置かれていると確信。
そこで「警察に私が代わって通報し、お宅に向かっていただきましょうか」と聞くと、それには「Yes」という答えが返ってきたという。そして最後の質問は「誰かに痛めつけられているのですか」というもので、それに対する答えも「Yes」だった。
■「死ぬかと思った」と話した女性
女性が大変な状況にあると知った担当者は、慌てて通報。それを受けた警官隊が女性の家に急行し、激しく言い争っている女性とその恋人(38)に事情を尋ねた。
すると「ちゃんとした仕事に就いて」と言われた恋人が女性の首を絞める、顔をぶつ、「ぶっ殺してやる」と脅すなど、ひどい荒れ方をしたことが判明。警察はその場で男の身柄を確保し、その後の取り調べで、男には窃盗容疑で逮捕状が出ていることも明らかになった。
■ディズニー好きは約4割
しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,844名を対象に調査したところ、全体の38.3%が「ディズニーが好きだ」と回答した。
明るく、優しく、フレンドリーという印象が強いディズニーの職員。この件が報じられるなり、世間からは「頭の回転が速い」「でかしたぞ、ディズニー」「かっこいい」などの声が噴出している。
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年9月18日~2020年9月23日
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)
提供元・Sirabee
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