レースはポールポジションの#777 D’station Vantage GT3の藤井が序盤からリードを広げ、追う#61 SUBARU BRZ R&D SPORTと#2 muta Racing GR86 GTをリードしていく。

「D’station Vantage GT3」が見事な走りでアストンマーティンとして2013年以来の優勝! スーパーGT第3戦鈴鹿ラウンドGT300クラスリポート
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

序盤委は2番手を争う#61と#2が激しいバトルを繰り広げ、15周目に#2が2番手に浮上。その後方では、5番手の#20 シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)を#31 apr LC500h GTが攻略。さらに#6を抜いて、#31は4番手まで浮上した。

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(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
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(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
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上位陣では、28周を終えたところで3番手の#61がピットイン。翌周にはトップの#777もピットに向かい、藤井からチャーリー・ファグに交代する。そして2番手の#2は32周目にドライバー交代とタイヤ交換しピットアウトする。一方で、#52 Green Brave GR Supraはドライバー交代を行なわず、タイヤ無交換作戦を敢行。さらに#31もドライバーを代えずにタイヤ無交換でピット作業を終えることとなった。

「D’station Vantage GT3」が見事な走りでアストンマーティンとして2013年以来の優勝! スーパーGT第3戦鈴鹿ラウンドGT300クラスリポート
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

各チームが最初のピットインを終えると、トップには#31が浮上。#777は2番手に下がり、#52は3番手に上がることとなった。しかし、フレッシュタイヤの#777と#61はそのメリットを活かし、各々がタイヤ無交換の2台をオーバーテイクすることに成功した。その後#61は47周目に突如スローダウンしてしまい、そのままレースを終えた。

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(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

トップを奪回した#777は、61周を終えて2度目のピットインでドライバー交代。そしてトップをキープし、そのままチェッカーを受けた。D’station RacingとファグにとってはSUPER GTでの初優勝となり、アストンマーティンのGT300優勝は2013年第7戦オートポリス以来。そして藤井にとっては、2016年第3戦以来の通算9勝目となった。

「D’station Vantage GT3」が見事な走りでアストンマーティンとして2013年以来の優勝! スーパーGT第3戦鈴鹿ラウンドGT300クラスリポート
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

2番手争いは終盤各車の作戦が入り乱れたが、結局#2 muta Racing GR86 GTが獲得。#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが今季初表彰台となる3位となった。

これでドライバーランキングは#2が43ポイントと大きくリード。今回ノーポイントだった#88 JLOC Lamborghini GT3と昨年王者の#52、今回優勝の#777などが僅差で続いている状況となった。

「D’station Vantage GT3」が見事な走りでアストンマーティンとして2013年以来の優勝! スーパーGT第3戦鈴鹿ラウンドGT300クラスリポート
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

次戦は8月の富士ラウンド。厳しい暑さが予想される中でどんな戦いをく広げてくれるのか楽しみだ。

フォト=田村 弥/W.Tamura

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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