物価高が続く中でも、なお日本の物価は安い方かも?


ご紹介してきた通り、Amazonプライムの料金は国によってかなり異なります。たとえばアメリカは日本の3.3倍の価格。低所得者の方を対象としたプランであっても、なお日本のAmazonプライムより高い料金設定です。

つまり物価高が続く中でも、少なくとも日本の「Amazonプライム」は値上げ傾向にあるとはいえまだ安い水準です。

実はグローバルなサービスや商品の料金を国内外で比較してみると、日本の物価は「Amazonプライム」以外を見てもまだ安い水準です。

たとえば、こうした国内外の物価の指標として最も有名なのは「ビッグマック指数」。「ビッグマック指数」は、各国で販売されているマクドナルドのビッグマックの価格を比較して為替レートや物価水準などを評価する指数のこと。

2024年1月に発表された最新のビッグマック指数(ビッグマックインデックス:BMI)は以下の通り。

1位:スイス/8.17ドル
2位:ノルウェー/7.14ドル
3位:ウルグアイ/7.04ドル
7位:イギリス/5.71ドル
9位:アメリカ/5.69ドル
45位:日本/3.04ドル

ちなみに日本のビッグマックは2020年には390円でしたが、2024年には480円まで上がっています。それでも海外のビッグマックよりは安いので「海外の水準で見れば、もっと価格が上がってもおかしくないところ、企業努力によって価格が抑えられている」という見方もできます。
とはいえ「イギリスやアメリカの水準まで、将来的にビッグマックやAmazonプライムの料金が上がってもおかしくない」という見方もできるでしょう。

何気なく利用しているファストフードやサブスクも、こうして改めて振り返ってみるとじわじわと値上がりし続けていたりします。今回はAmazonプライムを例にしましたが、自分が利用しているサービスの値上げの歴史を振り返ったり、海外との価格比較を通じて「断捨離の判断をする」のもおすすめです。

※サムネイル画像(Image:MAXSHOT.PL / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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