こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

自民党の広瀬めぐみ議員の秘書給与問題が話題ですが、核心は「勤務実態がない」ことではないと思うのですよ。

だってこの時代、秘書の「勤務実態」って難しくないですか?いや時代に限らずですけど。

朝から晩までオフィスにいる時代でもなく、何より議員がその秘書に対してどんな「価値」を感じて任命しているかはまさに人それぞれ。

一時期、N国議員の秘書をホリエモンが就任したことが話題になりましたが、堀江さんがいわゆる秘書業務なんてやってないでしょうし、またそのことも期待されていないはずです。

ホリエモンが事務所に在籍しているというだけで「看板」になりますし、ここぞというときに電話一本でもかけてくれれば、秘書給与分の働きに値する。そんな考え方も十分にありえると思います。

なので、秘書に勤務実態があったかどうかは本丸ではなくて、検察が追っているのは「秘書給与を議員が自ら懐に入れたかどうか」の点でしょう。いわゆるお金の流れってやつですね。

検察がここまで動いているということは核心があってのことでしょうし、お金を自分が受け取った・使ったどうかなんて御本人にはわかっている話ですから、ご自覚があるのであれば出処進退は速やかに決めるべきですね。

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年8月1日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。