突然ですが、このニュース覚えていますか?2024年6月26日、無免許で「電動スーツケース」に乗って歩道を走ったとして、大阪府警福島署が道交法違反(無免許運転)の疑いで、大阪市此花区に住む中国籍で留学生の30代女性を書類送検されました。では、「電動スーツケース」とは一体どういったものなのでしょうか。
「電動スーツケース」とは?
モーターが搭載されたスーツケースに腰かけ、アクセルとブレーキで移動するものです。
誰が何のために作った?
2016年に発表されたModobaghttps://modobag.com/features.htmlは、シカゴの起業家で世界中を旅するケビン・オドネルの発明品です。彼が初めて「電動スーツケース」というものを発明しました。このアイデアを思いついたのは、空港を移動していたとき、子供たちが交代で彼のスーツケースに乗り始めたときでした。作られた目的は世界中の何千人もの人々に、よりスマートで、より速く、楽しい旅行方法を提供することです。
「電動スーツケース」はリチウムイオンバッテリーを搭載した充電式で、ハンドル、アクセル、ブレーキを備えており、最高時速は約13km。ざっくり言うと、徒歩の3倍のスピード。
流石に早すぎではないかと思います。
実際、シニアカーでも最高速度が時速6km以下です。
車?スーツケース?
結論から申し上げると、道路交通法上、原動機付き自転車(ミニバイク)に区分されます。
つまり、原動機付自転車免許か普通自動車免許が必要となります。今回の事件も歩道を無免許で運転していたことによって書類送検されています。また、免許以外にもナンバープレート取得やバックミラーの装着、ヘッドライトやブレーキランプの装備などが求められていて、自動車損害賠償責任保険への加入も必須です。ヘルメット装着も義務付けられています。
どこで買える?どこで使える?
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