信用情報に金融事故が登録されることを俗に「ブラックリストに載る」という。

一般的にブラックリストに載った場合、クレジットカードの新規申込や継続利用はできないと言われている。実際のところ、これはまったくの嘘ではないが、100%本当とも断言できない部分もあるので解説したい。

ブラックリストに載ったらクレジットカードは作れる?

そもそも、ブラックリストに載ったらクレジットカードが作れるかはケースバイケースといったところだ。

一般カードで比較的審査に通りやすいものならアリ

ゴールドやプラチナではなく、いわゆる一般カードであれば、ブラックリストに載っても審査に通る余地はある。職業や収入など他の情報も勘案し、現状では支払能力に問題がないと判断されれば望みはあるだろう。

ただし、同じ一般カードでもクレジットカードの種類によって審査難易度はまったく異なる。申し込みをする際は「比較的審査難易度が低い」と言われる一般カードを選ぶのが重要だ。

ゴールド以上は厳しい

一方、ゴールドやプラチナなど上位カードの場合は、ブラックリストに載っているとまず審査に通らないだろう。

これらの上位カードは「相応の支払能力があり、将来の上位顧客になってくれそうな層」をターゲットにしている。そのため、現状でブラックリストに載っている状態ではかなり厳しい。